SEMINAR / 株式会社AI Docks

既存事業とシナジーを創る
「コミュニティ」という選択肢

〜 見込み客を「そのうち客」から「今すぐ客」に変える装置 〜

2026年8月○日(○) 開催 / 主催:株式会社AI Docks 代表取締役 松永 勇樹

本日の流れ

1

なぜ今コミュニティが注目されているのか?

2

既存事業を伸ばすためにコミュニティを持つ必要性

3

コミュニティ概要と、自社で導入する際のポイント・注意点

4

コミュニティを立ち上げる方法

5

コミュニティ運営と施策一覧

発表者プロフィール

松永 勇樹
松永 勇樹既存事業にシナジーを創る コミュニティプロデューサー株式会社AI Docks 代表取締役
  • 月額制のオンラインコミュニティを運営(150名以上が在籍・現役)
  • コミュニティ運営者が集まるコミュニティ「コミュニティ運営ラボ」を主宰
  • コミュニティの立ち上げ支援/成果報酬・レベニューシェア型での共同立ち上げ
  • 既存コミュニティの運営コンサルティング(活性化・退会率改善・収益化)
  • コミュニティ運営 × AI活用の実装(AI社員15名体制で制作・分析を自動化)
  • 大学での特別講義に登壇(地域×コミュニティ)。立ち上げ・運営の相談は累計50件以上
QUESTION

「コミュニティ」と聞いて、
何を思い浮かべますか?

多くの答えが、あると思います

オンラインサロン 交流会・オフ会 ファンクラブ 推し活・ファンマーケ 地域の集まり Discord・LINEグループ

最近は「推し活」「ファンマーケティング」という言葉も、耳にすることが増えたのではないでしょうか。
どれも正解です。大事なのは、自社に最適な形のコミュニティを持つことです。

コミュニティを作るとは、「文脈を作る」こと

同じ話題・同じ目的・同じ空気を共有している状態こそが、コミュニティです。

誰を知っているか、ではなく
「誰と継続的に関わりを持っているか」

POINT

コミュニティは、
既存事業を大きくする集客エンジン。

仲良くなるための場ではなく、売上をつくるための装置として捉えます。

本日の結論

コミュニティは、「そのうち客」を温め続け、
買うタイミングで自社が選ばれる
ための装置。

売上規模を拡大したいのに、新規の方に既存商品が売れない

士業・コーチ・受託など、人柄も商品も良いのに、いざビジネスを大きくしようとすると売れない。これまで紹介営業が中心だったこともあり、初見の方に商品が売れない。信頼がない状態での販売が難しい。

— 属人性の高い商品を扱う方に多いお悩みです

本当の原因は、フロント商品がないこと

気になっている人 まだ買う段階ではない 入口 存在しない 本命商品 高単価・いきなりは買えない 知る機会がないまま、 他社へ流れていく
売れない理由は商品でも発信量でもなく、お客様が商品を知るための入口(フロント商品)がないこと。

AI時代に、価値が「情報」から「体験」にシフト

情報の時代 情報を持っていること自体に価値があった 体験の時代 情報はAIで、誰でも無料で手に入る
体験や関係性の価値が、高まっている。

集客コストが、高騰している

広告費

2.1 → 3.3兆円

ネット広告費は5年で約1.5倍。獲得単価も上昇し続けている。

採用費

約94万円/人

新卒1人あたりの採用単価。媒体費・紹介費は高止まり。

発信の埋もれ

情報量が急増

流通する情報が増え、ただ投稿するだけでは届かない。

従来の方法で顧客獲得を行うと、年々、割に合わなくなっている。

出典広告費:電通「日本の広告費」(ネット広告費 2019→2023)/ 採用費:リクルート就職みらい研究所「就職白書2020」新卒採用単価 / 情報量:総務省「情報通信白書」

インターネット広告市場は、右肩上がりで推移

多くの企業が広告費を投下しており、市場の成熟に伴い、広告効果は悪化していきます。

兆円 1 2 3 2.12 2019 2.22 2020 2.70 2021 3.09 2022 3.33 2023 約1.5倍 (5年で)

出典電通「日本の広告費」(2019〜2023年、インターネット広告費)。数値は各年の概数(兆円)。

競合他社と同じ横一線の状況から、抜け出すという発想

従来|比較される段階で戦う A社 B社 C社 あなた 条件・価格で横並び比較 コミュニティを持つ|検討の手前で接点 手前で消費者と関係をつくる まだ比較が始まっていない段階 比較が始まる前に、第一想起を取る = 横一線から抜け出せる
同じ土俵で戦うよりも、顧客の検討段階で接点を作っておく。

コミュニティを持ち、
比較されない状況を作る。

こんな課題は、ありませんか?

受託・支援会社

開発やマーケ支援を請け負っているが、下請け的な受注から抜け出せない。

自社事業会社

商品はあるが、ファンやブランドが育たず、リピートや紹介が生まれない。

個人・クリエイター

フォロワーやリストは多いのに、うまく収益に変えられていない

「リストはあるのに、収益に変えられていない」——この状態こそ、コミュニティで大きく伸ばせます。
QUESTION

もし、1ヶ月
営業を辞めたらどうなりますか?

来月の売上などの数値を、頭のなかで思い浮かべてみてください。

動くのを辞めると、顧客獲得が止まる

01集客

自分が営業している。

02商談

自分が話すから決まる。人に任せると成約率が落ちる。

03提供

品質を守れるのは自分。だから受けられる数にも上限がある。

「売上=自分の稼働」という構造を、常に抱えている。

自分の限界=売上の天井になる

投下する努力・時間 → 売上 自分の稼働の上限(1日は24時間) 忙しさ 売上 ここから先は、 忙しさだけが増えていく

紹介経由の仕事は、来月の売上が予測できない

紹介の良さ

信頼がベースにあるので、話が早く、安心して仕事ができる。単価も守られやすい。

紹介の弱さ

いつ生まれるかが、読めない。次の紹介が来月なのか半年後なのか、自社では決められない。

売上が読めないと、広告・採用への投資ができない。

多くの企業が、今すぐ客の取り合いをしている

今すぐ客 そのうち客 興味はある。ただ、今じゃない まだまだ客・潜在層 課題にまだ気づいていない ここだけを 奪い合っている 広告も営業も、ここに集中する 接点がないまま流れていく
コミュニティは、「そのうち客」を早いうちから囲うことができる装置。

「そのうち客」を集めることが、ビジネスの拡大に直結する

コミュニティを通して、「欲しい」と思うタイミングを待つことができます。

予算のタイミング

価値は理解している。ただ、今期の予算はもう決まっている。

優先順位

もっと急ぎの案件がある。半年後には一番の課題になっているかもしれない。

社内の合意

担当者は前向きでも、決裁と現場の納得には時間がかかる。

放置された「そのうち客」は、他社の顧客になる

最初の接点 問い合わせ・名刺交換 検討期間(3ヶ月〜1年) この間、接点はゼロ 買うタイミング あなたは、思い出されない 直前に接点があった 他社が選ばれる
一度きりの接点では、購入タイミングで思い出してもらうのが難しい。
POINT

連絡しない期間が、
自社の売上損失につながっている。

欲しいタイミングで思い出してもらえないのは、もったいない。

必要なのは、定期的な接点を持ち続けること

狩猟型

そのつど、新しい人を探す

毎回ゼロから、費用も時間もかかる

農耕型

一度会った人と、毎月会い続ける

買うタイミングで、まず思い出される

「そのうち客」が集まるコミュニティを持つことが大切。

コミュニティを持つとは、自社の集客力を持つこと

自社に母集団がある
毎月、関係が続いている人たち
売上の見通しが立つ
相談件数が読める
投資判断ができる
広告・採用にアクセルを踏める
集客力とは、広告予算のことではありません。「必要なときに声をかけられる相手が、自社にいる」ことです。

見込み客を集める方法の、比較

手法集客の速度安定感コスト関わり方資産性
広告速い止めると止まる高い1 対 N残らない
テレアポ速い属人的で不安定労力が高い1 対 1残らない
紹介相手次第読めない低い1 対 1仕組み化しにくい
LINE等リスト比較的安定低〜中1 対 Nある程度残る
コミュニティ立ち上げは遅い続くほど安定N 対 N資産として積み上がる
お金をかけ続けなくても、関係が資産として残るのがコミュニティ。
02

コミュニティを持つ経営と、
持たない経営

経営資産としてコミュニティを持つ企業では、何が起きているのか。

コミュニティの有無による比較

コミュニティがない場合コミュニティがある場合
1集めたリストが、眠ったまま終わる関係が続き、いつでも声をかけられる
2広告や発信を止めた瞬間に、流入が止まる紹介と口コミで、流入が一定自走し始める
3買うときに、思い出してもらえない検討タイミングで、最初に思い出してもらえる
4顧客の本音が、入ってこない生の声が集まり、商品の改善と事例が生まれる

ポイント①集めた見込み客の扱い

コミュニティがない

リストが、眠ったまま終わる

  • 追客が、担当者の記憶と気分に依存する
  • 連絡する口実がなく、時間だけが過ぎる
  • 久しぶりの連絡ほど、売り込みに見える
コミュニティがある

関係が続き、いつでも声をかけられる

  • 毎月の企画が、そのまま再接触の理由になる
  • 売り込まずに、自然と接点が続く
  • 相手の状況が見えるので、迷わず動ける

ポイント②営業を辞めるとどうなるか

コミュニティがない

止めた瞬間に、流入が止まる

  • 今月の売上は、今月の集客量で決まる
  • 獲得コストが年々上がり、粗利を削る
  • 止められないので、ずっと踏み続ける
コミュニティがある

紹介と口コミが、自走し始める

  • 参加者の発信が、新しい人を連れてくる
  • 広告を止めても、流入がゼロにならない
  • 会員が増えるほど、認知が広がっていく

ポイント③購入タイミングで選ばれるか

コミュニティがない

思い出されず、価格で比較される

  • 検討期間の空白に、他社が入り込む
  • 「他社と何が違うのか」を毎回説明する
  • 値引き交渉から、商談が始まる
コミュニティがある

まず想起され、指名で相談が来る

  • 考え方や人柄が、先に伝わっている
  • 比較ではなく「この人に頼みたい」で来る
  • 価格ではなく、信頼で選ばれる

ポイント④顧客のことを、どこまで知っているか

コミュニティがない

本音が入らず、勘で追いかける

  • アンケートには、建前しか返らない
  • 失注・解約の理由が、推測のまま
  • 「そろそろどうですか」と勘で連絡する
コミュニティがある

生の声が集まり、動くタイミングが見える

  • 日々のやり取りに、本音の困りごとが出る
  • 改善のヒントと事例が、自然に増える
  • 参加の仕方が、検討フェーズのサインになる
コミュニティを持つことで、顧客の感情・行動が手に取るようにわかる。
POINT

コミュニティの存在が、
競合優位性になる。

見込み客との関係性を維持する仕組みを、持っていますか。

03

コミュニティ概要と、
自社で導入する際のポイント・注意点

そもそもコミュニティとは何か。定義と全体像を整理します。

コミュニティ=オンラインサロン、とは限らない

コミュニティって、要はオンラインサロンでしょう?
自社にはそこまでの影響力やファンもいないので、関係ない。

— 個別相談でいちばん多いご反応
もっとも多い反応ですが、正直、もったいないです。

オンラインサロンは、約10年前に流行った1つの形に過ぎない

現在注目されているコミュニティは、もっと広い意味を持っています。

約10年前に流行った形

月額制オンラインサロン

  • 影響力・発信力がある人が中心
  • 会費で稼ぐことが目的
  • 一部の人しか作れなかった
現在注目されているコミュニティ

既存事業とつながる多様な形

  • 無料・少人数・既存顧客だけでも成立
  • 既存事業の売上を伸ばすのが目的
  • 誰でも、目的に合わせて持てる

月額制のオンラインサロンは、今も強い選択肢の1つ

誤解のないように言うと、私たちは会費型のコミュニティを否定しません。
条件が合う方には、むしろ積極的におすすめしています。

発信力・影響力がある

名前で人が集まる状態があるなら、会費型はそのまま事業の柱になる。

語れるテーマがある

当事者としての経験があるほど、月額でも人は残り続ける。

ストック収入が欲しい

売上の谷を埋める安定収益として、月額課金は素直に強い。

誰でもオンラインサロンを作れるわけではないものの、別の形のコミュニティなら持てる。

様々な、コミュニティの形

01月額制サロン型 02無料フロント型 03既存顧客向けの支援型 04採用・カルチャー型 05共創・パートナー型 06地域・テーマ特化型
無料・有料やフロント・バックエンドなど、目的・課題によって使い分けが大事。

フロント商品としてのコミュニティ運営がおすすめ

コミュニティは目的ではなく、既存事業の売上を最大化するフロント(入口)です。

自社ブランド

自社ブランドのファンコミュニティをつくり、新商品のテストや宣伝に活かす。

士業・コンサルティング

無料の勉強会で接点をつくり、相談・顧問契約につなげる。

スクール・講座

受講生の交流のコミュニティをつくり、継続率と紹介を伸ばす。

コミュニティの収益モデル

01バックエンド型

低単価のコミュニティ × 既存の高単価サービス。既存事業がある会社は、まずこれ。

02サブスク単体型

会費だけで成立させる。月額 × 人数でスケールするが、集め続ける力が要る。

03フリーミアム型

無料で広く集め、一部を高単価サービスへ。母数が命。

月額会費の、収益シミュレーション

会費30名100名300名年商(300名)
1,980円約6万円約20万円約59万円約713万円
4,980円約15万円約50万円約149万円約1,793万円
9,800円約29万円約98万円約294万円約3,528万円
会費は、競合・ターゲット・目的次第で変わります。金額そのものより、続く仕組みが大事。

既存事業(バックエンド)が乗ると、桁が変わる

会員100名/会費4,980円(年 約598万円)に、20万円のバックエンド商品への転換を足すと——

転換率 5%(年5名)

会費:年 約598万円
+ バックエンド 20万円 × 5名 = 100万円
合計:年 約698万円

転換率 10%(年10名)

会費:年 約598万円
+ バックエンド 20万円 × 10名 = 200万円
合計:年 約798万円

ポイントは、既存事業にコミュニティを組み合わせること。

既存事業にシナジーを創るコミュニティとは?

シナジーがない場合 見込み客(そのうち客) 入口がない 本命商品(高単価) いきなりは買えない 「高い」で離れ、 他社へ流れていく シナジーがある場合 見込み客(そのうち客) コミュニティ(フロント商品) 無料〜低単価で関係を温め続ける 本命商品(高単価) 売り込まずに、選ばれる = 既存事業の売上が伸びる

有名な、コミュニティ紹介

スガワラくん

経営・お金の学び。月額2万円 × 約3,000人 ≒ 月商6,000万円規模と言われる。

SHIFT AI

AI活用に特化。会員2万人超の国内最大級。売上目安は月商数千万円規模。

経営者向け高単価コミュニティ

少人数・高単価で、月商数千万円規模と言われるものも。

会費だけでなく、コミュニティの後ろにはバックエンド商品も存在します。

自社で運営する「ノーコードサロン」

  • 月額制で、150名以上が在籍特別な広告費をかけず、2年以上続いているコミュニティ
  • テーマを「ノーコードでのサイト制作」に絞った広く「Web制作」にしていたら、大きなコミュニティに埋もれていた
  • コミュニティ経由で、スクール売上100万円以上会員同士の相談・紹介が生まれ、卒業で終わらない導線ができている
  • オンライン交流会の開催で、参加者との距離が近い定期的に集まる機会があるほど、発言量と紹介が増える
  • 運営の8〜9割はAIと外注主宰者の稼働は週5時間程度。だから続けられる
ノーコードサロンの交流会の様子

会員同士が集まる交流会。関係が濃くなるほど、紹介と発信が増える。

コミュニティは、大きく4種類

スキル習得型

学びと成長が軸。スクール系。成果が出ると卒業も起きやすい。

つながり形成型

人間関係と交流が軸。交流会系。関係が残る理由になりやすい。

マッチング型

仕事・採用・協業をつなぐ。参加する経済的な理由が明確。

ハイブリッド型

成熟したコミュニティは、たいていこれ。学び+つながり+機会が同居する。

数字で見る、いまの市場と顧客行動

1兆円超
国内サブスク市場規模
+67%
オンラインコミュニティ市場の伸び
5〜25
新規獲得は既存維持の何倍か
88%
知人の推奨を信頼する人の割合
新規を追い続けるより、すでに関係がある人との取引を伸ばす方が、圧倒的に安い。

出典矢野経済研究所(サブスク市場・オンラインコミュニティ市場)/HBR・Bain(獲得と維持のコスト比)/Nielsen(知人推奨への信頼)。一部は経験則・推計を含みます。

コミュニティがもたらす価値を、3つに分けて見ていきます

A集客が変わる

① そのうち客の温度が下がらない
② 買うタイミングで思い出される
③ 参加者が認知を広げてくれる

B事業が伸びる

④ 売上と労働量が比例しなくなる
⑤ 出す前に売れるか確かめられる
⑥ 顧客の本音が聞かずに集まる

C資産が残る

⑦ 買ったあとも関係が続く
⑧ 採用の母集団が育つ
⑨ 真似されない資産になる

01

「そのうち客」の温度が、下がらない

一度会った人と毎月接点がある。
それだけで、検討期間が長い商材ほど効いてきます。
追いかけなくても、相手のほうが動き出します。

  • フォローの口実を、毎回考えなくてよくなる「今月の勉強会、いかがですか」で自然に再接触できる
  • 売り込まないので、警戒されない関係が切れないから、必要になった瞬間に相談が来る
02

買うタイミングで、
まっ先に思い出される

見込み客を「どこで持っておくか」で、思い出される確率は変わります。

名刺・メールリスト

関係は切れている。思い出されない。

SNSのフォロワー

流れて消える。思い出されない。

コミュニティ

関係が続いている。だから、思い出される。

03

参加者が、認知を広げてくれる

1

参加者が発信する

学び・気づきをSNSに投稿

2

成果が可視化される

成果報告が第三者の証言に

3

周囲が興味を持つ

広告では届かない層に届く

新しい人が入る

そしてまた発信する

自社の発信だけでは届かない範囲に、参加者の言葉で届く。広告費をかけない認知が積み上がる

UGCとは、参加者がつくる発信のこと

User Generated Content = ユーザー生成コンテンツ。
会社ではなく、お客様や参加者が発信してくれる内容のことです。

会社が出す発信

広告・公式SNS・パンフレット。立場があるぶん、割り引いて受け取られる。

参加者が出す発信(UGC)

体験談・成果報告・写真。利害のない第三者の言葉として、信じてもらいやすい。

参加者の発信は、こんな形で生まれる

体験・気づきの投稿

「今日の勉強会でこれを知った」というSNS投稿。

成果報告

「実際にやってみたらこうなった」という数字つきの報告。

イベントの様子

オフ会・交流会の写真。空気感がそのまま伝わる。

会員同士の紹介

「この人に相談するといい」というつながりの発信。

質問と回答のログ

公開できる範囲のやり取りが、そのまま参考記事になる。

感想・レビュー

入会の決め手、続けている理由。次の人の判断材料になる。

口コミは、待つのではなく働きかける

「良いコミュニティを作れば自然に広がる」は、ほとんど起きません。
発信は、運営が意図して促すものです。

  • お願いする「よかったら感想をひとこと投稿してください」と、はっきり伝える
  • きっかけを作るハッシュタグ、投稿テンプレ、写真撮影の時間を用意する
  • 称賛する投稿してくれた人をコミュニティのなかで紹介する。次の人が続く

集客期は、中の様子を外に出す

人が知りたいのは、企画の内容よりも「どんな人がいて、どんな空気なのか」です。

お客様の声を出す

入会理由・変化・続けている理由を、本人の言葉のまま載せる。

活動の様子を出す

勉強会のスライド、盛り上がった質問、オフ会の写真。

成果を出す

会員に起きた変化を数字で。第三者の証言がいちばん効く。

04

売上と労働量が、比例しなくなる

1対1で売る場合

  • 10人に売るには、10回の商談が要る
  • 関係づくりも、一人ずつ積み上げる
  • 売上を倍にするには、稼働も倍にする

コミュニティを持つ場合

  • 1回の企画に、10人でも100人でも参加できる
  • 会員同士が教え合い、運営が介在しなくても回る
  • 人数が増えても、運営工数はそれほど増えない

要点これが「自分が動き続けなくても回る」の正体です。労働ではなく、仕組みが関係を維持している状態をつくります。

05

売れるかどうかを、出す前に確かめられる

一般公開でテストする

  • LP・広告・決済が必要
  • 外すと、広告費とブランドを失う
  • 検証に、数週間

コミュニティでテストする

  • 告知、1本
  • 外しても、損失はほぼゼロ
  • 検証は、数日
06

顧客の本音が、聞かずに集まる

アンケートに出てくるのは建前です。
日常のやり取りのなかには、「なぜ買ったか」ではなく「いま何に困っているか」が落ちています。

商品改善のヒント

使いづらさ、伝わっていない価値が、そのまま言葉で出てくる。

新商品の種

頻出する「困っている」を拾えば、次に作るものが決まる。

営業資料の材料

会員の質問と表現が、そのままLP・提案書のコピーになる。

LTVとは、1人のお客様が生涯で払う総額

Life Time Value = 顧客生涯価値。
1回いくらではなく、取引が終わるまでの合計でいくらか。

1回で終わる関係

30万円のサービスを1回。LTVは30万円。次を取るには、また新規を探す。

続く関係

継続・追加購入・紹介まで含めて考える。同じ1人でも、数倍の差になる。

07

買ったあとも、関係が続く

継続・アップセル

買って終わりにならず、活用が進む。継続率とLTVが伸びる。

解約の予防

困った顧客が、会社ではなく他の顧客に聞ける。サポートを増やさず解決率が上がる。

紹介の発生

満足した顧客が、コミュニティのなかで新しい人を連れてくる。

08

採用の母集団が、選考前から育つ

募集をかけてから集めるのではなく、日頃から関わっている人のなかから採る。
求人票では伝わらない価値観が、先に伝わっている状態を作れます。

  • 媒体費に頼らない母集団が、自社に溜まる採用単価が下がり、単発の求人広告に依存しなくなる
  • 「知っている人」から採用できるカルチャーのミスマッチと早期離職が減る
09

真似されない資産になる

商品も価格もコピーできます。ただ、そこで育った人間関係だけはコピーできません。

競合が同じ商品を出しても、あなたのコミュニティにいる人たちは、あなたのコミュニティにいる理由を持っています。
これが、時間をかけた会社だけが持てる参入障壁になります。

コミュニティには、ネットワーク効果が働く

ネットワーク効果とは、参加者が増えるほど、そのコミュニティの価値が上がっていく性質のこと。
だから、早く始めた会社ほど差が開きます。

時間 → 価値 今日始めた場合 1年後に始めた場合 この差は、 あとから買えない

理由会員が増えるほど、会員同士のつながりと事例が増え、コミュニティの価値が上がります。先行者のコミュニティほど、後から入る人にとって魅力的になる——だから、始めるのが早いほど有利です。

同じ月3,000円なら、どちらに入りますか

A|月3,000円 × 30人

出会える人が、30人

  • 会話の相手も、事例の数も限られる
  • 主宰者が動かないと、コミュニティが静かになる
  • 入っても「様子見」で終わりやすい
B|月3,000円 × 300人

出会える人が、300人

  • 同じ悩みの人も、先に解決した人もいる
  • 誰かが発言し続けるので、コミュニティが止まらない
  • 盛り上がっている、という安心感がある
価格が同じなら、多くの人はBを選びます。——これがネットワーク効果です。
POINT

コミュニティ運営に取り組むなら、
早く始めた方が有利。

コミュニティ運営は「椅子取りゲーム」という特性があります。先に始めた人ほど、その領域で選ばれる立場を築けます。

05

自社コミュニティを、
運営するイメージを持つ

ここからは業種ごとの課題・KPIを説明します。自社に一番近いページで、当てはめながら聞いてください。

既存事業への貢献経路は、4つしかない

獲得

新規顧客を増やす。紹介・口コミ・アンバサダー。
見る数字:紹介経由の成約数

定着

既存顧客を離さない。推し活・活用支援。
見る数字:解約率・継続期間

拡張

既存顧客の取引を広げる。事例共有・上位提案。
見る数字:単価・アップセル率

創造

新規事業と採用を生む。共創・母集団形成。
見る数字:新商品数・採用単価

この4つを意識しながら、次からの業種別ケースを聞いてください。

業種別の、コミュニティ活用比較

業種主目的シナジー類型主要KPI
コンサル・士業・研修指名での相談を増やす① 獲得相談件数/成約率
スクール・講座・教育継続とアップセル② 定着+③ 拡張継続期間/LTV
BtoB・SaaS・支援会社解約率の改善と事例創出② 定着解約率/活用率
製造・地域中小企業採用の母集団形成④ 創造採用単価/辞退率
店舗・地域・D2Cリピートと口コミ① 獲得+④ 創造リピート率/UGC数
不動産・金融・保険「誰から買うか」で選ばれる① 獲得相談件数/紹介経由成約

ケース①コンサル・士業・研修の場合

よくある課題
  • 紹介と人脈が頭打ちで、次の一手がない
  • 指名は取れるが、稼働がそのまま上限になる
  • 検討期間が長く、広告が噛み合わない
提案するコミュニティ|見込み客育成型
  • 無料〜低単価の勉強会コミュニティ
  • 月1テーマ解説・事例共有・質問部屋
  • 「相談する前に、判断できる人」を育てる
類型① 獲得 導線無料参加 → 個別相談 → 顧問・伴走契約 KPI相談件数/成約率 ツボ売り込まず、判断材料を渡す
導入後の変化(予測):相談前に判断材料を得た“温まった見込み客”が増え、成約率と単価が上がる。

コンサルの場合、こう変わる

コミュニティがない

月20万円の入口しかない

  • 払える会社にしか、そもそも届かない
  • 興味はあっても、いきなりは相談できない
  • 検討している数ヶ月、接点がゼロになる
  • 必要になったとき、思い出されない
コミュニティがある

月5,000円の入口をつくる

  • 月1回、何でも質問して回答がもらえる
  • 20万円は無理でも、これなら入れる
  • 毎月の接点で、関係と信頼が続く
  • 発注できる状況になったとき、指名で相談が来る
「そのうち客」をコミュニティで囲い、「今すぐ客」に変えていく。

ケース②スクール・講座・教育の場合

よくある課題
  • 「卒業」で人が抜け、LTVが伸びない
  • 新規募集を止めた瞬間、売上が落ちる
  • 講師個人の稼働に、品質も売上も依存する
提案するコミュニティ|既存顧客支援型
  • 受講生・卒業生が残り続けるコミュニティ
  • 成果共有会・課題壁打ち・仕事の紹介
  • 先輩が後輩を教える構造(運営工数が減る)
類型② 定着+③ 拡張 導線継続課金 → 上位講座 → 紹介入会 KPI継続期間/LTV ツボ学びの先に、つながりを置く
導入後の変化(予測):卒業後も関係が続き、継続率とLTVが伸び、紹介入会が増える。

スクールの場合、こう変わる

コミュニティがない

卒業したら、関係が切れる

  • 修了と同時に、接点がなくなる
  • 追加講座を案内しても、響かない
  • 新規募集を止めると、売上が落ちる
コミュニティがある

卒業後も、居場所が残る

  • 修了後もコミュニティに残り続ける
  • 成果共有や仕事の紹介で、通う理由ができる
  • 先輩が後輩を教え、運営工数も下がる
「学んで終わり」を、「関わり続ける」に変える。継続率と紹介が伸びる。

ケース③BtoB・SaaS・支援会社の場合

よくある課題
  • 導入後に活用が進まず、静かに解約される
  • サポート対応が増え、粗利を圧迫する
  • 導入事例が出てこず、営業資料が薄い
提案するコミュニティ|ユーザーコミュニティ
  • 顧客同士が活用を教え合うコミュニティ
  • 推し活・活用Tips・要望の可視化
  • 教えた人を称賛し、アンバサダー化する
類型② 定着+③ 拡張 導線活用促進 → 解約率低下 → 事例creation KPI解約率/活用率 ツボサポートを増やさず解決率を上げる
導入後の変化(予測):活用が進み解約率が下がり、ユーザーの声が導入事例になる。(例:Salesforce「Trailblazer Community」)

SaaS・支援会社の場合、こう変わる

コミュニティがない

導入後に、静かに解約される

  • 活用が進まず、価値を感じてもらえない
  • サポート問い合わせが増え、粗利を削る
  • 導入事例が集まらず、営業資料が薄い
コミュニティがある

ユーザー同士が、活用を教え合う

  • 顧客同士のQ&Aで、活用と定着が進む
  • サポートを増やさずに、解決率が上がる
  • 成功事例とUGCが、自然に集まる
解約を減らし、顧客の声が次の営業材料になる。

ケース④採用に困っている企業の場合

よくある課題
  • 媒体費が上がり続け、採用単価が読めない
  • 応募は来るが、カルチャーが合わない
  • 入社後のミスマッチで早期離職が出る
提案するコミュニティ|採用・カルチャー共感型
  • 選考が始まる前から関係を築くコミュニティ
  • 技術勉強会・社員との交流・職種別イベント
  • 内定者コミュニティで辞退と不安を減らす
類型④ 創造 導線母集団の内製化 → 採用単価の削減 KPI採用単価/辞退率 ツボ「採用のための場所」と名乗らない
導入後の変化(予測):選考前に相性が分かり、採用単価と早期離職が下がる。

採用の場合、こう変わる

コミュニティがない

媒体費頼みで、ミスマッチが起きる

  • 採用単価が上がり続け、読めない
  • 応募は来るが、カルチャーが合わない
  • 入社後のミスマッチで、早期離職が出る
コミュニティがある

選考前から、関係ができている

  • 勉強会や交流で、候補者と先に出会える
  • 価値観が伝わり、ミスマッチが減る
  • 母集団が内製化され、採用単価が下がる
「募集してから探す」を、「日頃から関係を築く」に変える。

ケース⑤店舗・地域・D2Cの場合

よくある課題
  • 広告を止めると、来店・購入が止まる
  • 一度きりの客が多く、リピートが続かない
  • 地域の人間関係が、売上につながっていない
提案するコミュニティ|共創・地域特化型
  • ファンと一緒に作るコミュニティ(体験会・商品開発)
  • 採用しなかった案も、理由を必ず伝える
  • 地域の事業者同士をつなぎ、送客を回す
類型① 獲得+④ 創造 導線体験・共創 → UGC → 来店・リピート KPIリピート率/UGC数 ツボ発売前から当事者にする
導入後の変化(予測):ファンの発信で広告に頼らず来店・リピートが増える。(例:無印良品「IDEA PARK」)

店舗・D2Cの場合、こう変わる

コミュニティがない

広告を止めると、来店が止まる

  • 一度きりの客が多く、リピートが続かない
  • 広告費に、集客が依存し続ける
  • 地域の関係が、売上につながらない
コミュニティがある

ファンが、発信して連れてくる

  • 体験会・商品開発で、ファンが当事者になる
  • 口コミ・写真(UGC)が、広告に頼らない集客を生む
  • リピートと紹介が、自然に回り始める
広告で「買ってもらう」を、ファンと「広めてもらう」に変える。
06

コミュニティを
立ち上げる方法

実際にコミュニティを立ち上げる際の、具体的な手順を紹介します。

コミュニティ運営は、大変だと思っていませんか

毎日投稿して、質問に答えて、イベントを企画して……
そんな時間、本業の合間には取れないよ。

— これも、よくいただくご反応です
結論から言うと、運営業務の8割程度は、自分でやらなくて構いません。

頑張ることと、成果が出ることは別

うまくいかないコミュニティの頑張り方

  • 毎日投稿する。反応がなくても続ける
  • 運営が全部の質問に答える
  • 企画を増やして、忙しさで埋める

成果につながる打ち手

  • 誰の何を解決するコミュニティかを、絞り込む
  • 会員が答える・企画する構造をつくる
  • 制作と事務は、AIと外注に渡す
昔は、気合いで回すしかありませんでした。いまは、仕組みで回せます。

運営を自分でやらなくてよくなる、2つの理由

01参加者が主体になる設計

運営が発信し続けるコミュニティは続きません。会員が質問し、会員が答え、会員が企画する構造を最初から入れておく。役割を渡すほど、運営の手は空きます。

02AIと外注による仕組み化

告知文・記事・バナー・アーカイブ整理・数値集計は、いまはAIで巻き取れます。人が判断すべきところにだけ、人が入る。

残る2割逆に言えば、「誰を誘うか」「何を語るか」「どう判断するか」だけは主宰者にしかできません。ここに集中できる状態を作るのが、設計の目的です。

自社の場合、主宰者の稼働は週5時間程度

150名以上が在籍するノーコードサロンの実例です。
運営が止まらないのは、根性ではなく分担のためです。

業務誰がやるか主宰者の関与
企画の決定・方針判断主宰者ここに集中
イベント登壇・コミュニティの進行主宰者+会員月数回
告知文・記事・バナー制作AI最終確認だけ
入退会処理・問い合わせ対応外注・仕組みほぼ関与なし
数値集計・レポートAI結果を見るだけ

8〜9割を、AIと外注が回している

主宰者(松永) 発信・登壇・新企画の立ち上げ AIチーム(15名) 告知文・記事・バナー・LP 数値集計・レポート 外注チーム 入退会処理・問い合わせ イベント準備・事務 会員(主体側) 質問に答える・企画する 新しい人を迎える 主宰者が握るのは「誰を誘うか・何を語るか・何を判断するか」 それ以外は、渡してしまう

コミュニティ運営で難しいのは、設計と初速

仕組みで解決できること

  • 毎月の制作・告知・事務作業
  • アーカイブ整理、数値の集計
  • 問い合わせ・入退会の処理

経験がないと詰まること

  • 誰の何を解決するコミュニティにするか(コンセプト)
  • 最初の30人を、どの順番で集めるか
  • いつ公開し、いつ有料化するか

つまり作業は外せます。しかし「何を作るか」と「どう始めるか」は外せません。ここからは、その中身を具体的に見ていきます。

?

そうは言っても、
何から手をつければいいのか

やった方がいいのは分かった。でも、テーマも、集める人も、使うツールも、最初の一歩が分からない——ほとんどの方が、ここで止まります。

コミュニティ立ち上げの、全体像

STEP 0コンセプト設計誰に・何を・なぜ自分が STEP 1資源の棚卸し熱量の高い人を特定 STEP 2テスト集客初期30名を満たす STEP 3受け皿づくりLP・入会導線 STEP 4拡大多媒体発信 設計フェーズ(ここで9割決まる) 実績づくりフェーズ 拡大フェーズ

立ち上げの各フェーズで、何を作るか

フェーズやること作るもの(成果物)つまずくポイント
STEP 0誰に・何を・なぜ自分がを言語化。価格設計までコンセプト文/会員特典の一覧/価格表ターゲットが広すぎる
STEP 1使えるリストと発信チャネルをすべて棚卸し見込み客リスト(温度順)/権威性の素材熱量の高い人を見誤る
STEP 2身近なリストへ入口セミナー。限定価格で初期枠を満了告知文/セミナー資料/申込フォーム/会員の声いきなり広く売ろうとする
STEP 3実績を素材に受け皿を作るLP/入会導線/運営ルール/初期コンテンツ実績が出る前に作り込む
STEP 4通常価格へ移行し、多媒体で拡大発信カレンダー/事例記事/広告素材運営体制が追いつかない

前提として、オンライン集客は難しい

オンラインでは、あなたのコミュニティは常に他の選択肢と並べて比較されます。
無料の情報も、似たコミュニティも、検索すればいくらでも出てくるからです。

集まらないコミュニティの共通点

  • 「◯◯を学べるコミュニティ」と幅が広すぎる
  • 他と何が違うのか、一言で言えない
  • とりあえずSNSで発信を始めてしまう

集まるコミュニティの共通点

  • 特定の需要で「ここが一番」と言い切れる
  • 誰の、どんな場面の悩みかが具体的
  • コンセプトを固めてから、発信を始めている

ニッチな場所で、No.1になれるところから始める

「幅広く役立つコミュニティ」は、誰にも選ばれません。狭くても「この需要ならここ」と言えるコミュニティが選ばれます。

✕ 広すぎる例

「経営者が学べるコミュニティ」「AIを学ぶコミュニティ」——誰の何の課題か分からず、既存の大きなコミュニティと比較されて終わる。

◎ 絞った例

「地方で採用に困っている製造業の二代目が、採用の打ち手を持ち寄るコミュニティ」——狭いが、当てはまる人には唯一のコミュニティになる。

POINT

「誰でも歓迎」は、
誰にも刺さらない。

狭くていい。ひとつの需要で「ここが一番」と言い切れるか。

立ち上げで時間を使うべきは、コンセプトとテストマーケティング

ツール設定・デザイン・自動化は、あとから何とでもなります。
最初に確かめるべきは「そもそも人が集まるテーマか」です。

よくある進め方

  • ツールを選び、きれいに整える
  • コンテンツを大量に作り込む
  • 準備が終わってから、募集する

おすすめの進め方

  • 20〜30人にテストで声をかける
  • 反応を見てコンセプトを直す
  • 集まると分かってから、作り込む

テストマーケティングの、4つの目的

01需要の確認

このテーマで、人はお金と時間を使うのか。反応が薄ければ、ここで直す。

02価格の確認

限定価格で出し、迷わず入る人がいるかを見る。

03会員の声の回収

感想と変化を集める。これが本番の販売素材になる。

04実績づくり

「限定枠は満席」という事実が、次の集客をぐっと楽にする。

最初の30人は、個別メッセージで集める

一斉告知では、誰も自分ごとにしません。
一人ずつDMを送る——地味ですが、これが最も確実です。

送る相手

既存顧客・過去の受講者・LINE登録者。温度の高い順に。

送り方

コピペではなく、その人向けの一文を必ず入れる。

伝えること

何のコミュニティか・誰向けか・いつやるか・なぜあなたを誘ったのか。

実際に送る文面と、用意するもの

説明会の告知メッセージ(型)
【募集説明会を開催】 この度、コミュニティのリリースを記念して 説明会を開催します。 ■ ◯◯コミュニティとは? (誰向けの・何ができるコミュニティかを40〜50字) 当日は活動内容・想い・料金まで まるっとお伝えします。 ■ 日時 ◯/◯(◯) 20:00〜 ■ 参加 申込みはこちら ▼ (フォームのURL)
初月に用意するコンテンツ例
  • 月1回のオンライン勉強会(60分)
  • 月2回のコラム・解説記事
  • 質問部屋(掲示板・チャット)
  • アーカイブ動画の見放題
  • 月1回の個別相談枠

最初に集めるべきは、熱量の高い30人

立ち上げの成否は、最初の30人を「どこから」集めるかで決まります。

① 既存顧客・過去の受講者温度:最も高い / 個別に案内する ② LINE・メルマガの登録者温度:高い / 入口セミナーに招く ③ 過去のセミナー参加者・失注先温度:中 / 再接触の口実として案内 ④ SNSのフォロワー ⑤ 広告・新規リーチ温度:低い / 実績ができてから

よくある失敗いきなり④⑤から始めてしまうこと。温度の低い層から集めると、人数も熱量も足りずに失速します。

100

人の壁

30人を超えると、知り合いは尽きます。
ここからはオンラインで、知らない人に選んでもらうフェーズです。

ここで起きること

  • 検索・SNSで、他のコミュニティと並べて比較される
  • 無料の情報発信とも比較される
  • 「なんとなく良さそう」では選ばれない

越えるために要るもの

  • 特定の需要で「ここが一番」と言えるコンセプト
  • 会員の成果という、第三者の証言
  • 入口となる無料企画(セミナー・体験会)

上手くいくコミュニティは、経済圏になっている

学びだけでは、いつか卒業されます。
コミュニティのなかで仕事・紹介・機会が生まれると、いる理由がなくなりません。

会員同士の取引

依頼する・受ける関係が生まれる。参加費以上の見返りが出る。

紹介の循環

「この人に頼むといい」がコミュニティのなかで回り始める。

協業・共同企画

会員同士が組んで新しい企画を立ち上げる。運営の手も空く。

主役型か共創型か、最初に見極める

主役型(1 対 N)

主宰者の発信と存在が中心。立ち上がりが速い一方、主宰者が止まるとコミュニティも止まる。

共創型(N 対 N)

会員同士のやり取りが中心。立ち上がりは遅いが、回り始めると運営の手が離れる。

現実的な進め方最初は主役型で熱量をつくり、途中から共創型に移していく。この移行を設計していないコミュニティが、運営者の燃え尽きで止まります。

うまくいくコミュニティは、勝てる市場を選んでいる

勝ちにくい市場

  • 大手・有名人がすでに大きなコミュニティを持っている
  • 無料の情報だけで十分に満たされるテーマ
  • お金を払う理由が弱い(趣味的すぎる)

勝てる市場

  • 困っている人がいるのに、受け皿がない
  • 解決するとお金や時間が明確に生まれる
  • 自分が当事者として語れる領域

スキル習得系コミュニティは、設計を間違えると続かない

  • 成果が出た人から抜けていく「学べる」だけを価値にすると、身についた瞬間に理由がなくなる
  • 教える負荷が運営に集中する質問対応がすべて主宰者に来る構造だと、人数が増えるほど苦しくなる
  • 成果が出ない人も抜けていく置いていかれる感覚があると、静かに離脱する
対策は、学びの先に「つながり」「仕事」「役割」を用意しておくこと。
01

最初の30人が、集まらない

人がいないコミュニティには人が入らない。
立ち上げ期は、この矛盾を自力で突破しなければなりません。

誰から声をかけるか

順番を間違えると、最初の空気が固まらない。最初の10人がコミュニティの文化を決める。

何を渡すか

「入ると何が得られるか」が言語化できていないと、無料でも人は動かない。

どう声をかけるか

告知文・案内動線・申込フォーム。ここの完成度で初速が数倍変わる。

02

コミュニティを、いつ公開するか

どの段階までクローズドで育て、いつ公開へ踏み切るか。
早すぎれば「閑散としたコミュニティ」を晒し、遅すぎれば熱が冷める。
この判断を誤ると、盛り上がる前に失速します。

  • クローズド期:文化と事例をつくる
  • 公開期:勢いのある状態を外に見せる

最も大きな気づきは「初速のつくり方」と「発信のタイミング」の具体的な戦略でした。最初の30人をどう集めるか、どの段階までクローズで育てるか——自分では考えつかない部分に気付かされました。

— あめ 様(Notionコミュニティ運営)
03

毎月の運営で、何をやるか

仕組み化しても、企画の決定とコミュニティの熱量づくりは残ります。

企画を決める

参加したくなる切り口を、毎月考える。
△ 型があれば軽くなる

告知・記録

投稿文、リマインド、アーカイブ整理。
◎ AIで巻き取れる

当日の進行

コミュニティを温め、人と人をつなぐ役。
✕ 人がやる

04

卒業で、人が抜ける

学びだけを提供すると

  • 身についた時点で、いる理由がなくなる
  • 「卒業」という形で自然に抜けていく
  • 入会者を集め続けないと、人数が維持できない

つながりを設計すると

  • 会員同士の関係が、残る理由になる
  • 先輩会員が新しい人を支える側に回る
  • 学びの先に、仕事・協業・情報が生まれる

要点退会率は根性で下げるものではなく、「人と人がつながる仕掛け」を最初から入れておくことで下がります。

05

数字を見て、翌月を変える

見るべき数字は、実はそう多くありません。

参加率・初回発言率

企画が刺さっているか、入ったあとの居心地はどうか。

退会率

関係が育っているか。つながりの設計が効いているか。

相談・商談の件数

既存事業に効いているか。いちばん大事な数字。

紹介・口コミの発生数

コミュニティが自走し始めているか。

コミュニティの課金の仕組みは、大きく2通り

① 決済とコミュニティを、分ける

決済ツール(Stripe等)+ コミュニティのツール(LINE・Discord等)。初期費用が低く、自由度が高い。入退会の管理は自前になる。

② 決済一体型サービスを使う

専用アプリを持てて、決済・会員管理まで完結。初期費用と手数料がかかる。規模が読めてからでも遅くない。

プラットフォームは、あとから変えられない

プラットフォームを途中で変えると、決済つきの場合はおよそ2割が退会します。

参加者にとっては「またアプリを入れ直す」「また登録し直す」手間です。
移行のたびに、一定数が離れていきます。

プラットフォームを選ぶ基準は、たった2つ

01参加者のITリテラシー

会員候補は、新しいツールを使いこなせる人たちか。運営が使いたいツールではなく、参加者に合わせる。

02アプリを入れるハードル

会員候補が毎日開いているアプリはどれか。そこにコミュニティを置くのが、いちばん続きます。

主なプラットフォームの、向き・不向き

ツール強み注意点
LINE普及率が高く、参加ハードルが最も低い話題が流れる。分類・蓄積に弱い
Discord機能・拡張性・蓄積性が高く、無料アプリ導入のハードル。リテラシーが要る
Slackビジネス用途に強い無料は履歴90日。有料は人数分の課金
Facebookグループ実名性が高い若年層の利用が減っている
決済一体型サービス専用アプリを持てる。決済まで完結初期費用と手数料がかかる

本業を持ちながら、ここまで判断できるか

立ち上げで、自分が決めなければならないことできる / 難しい
1. 特定の需要でNo.1になれるコンセプトを決める
2. 熱量の高い30人を特定し、順番を設計して声をかける
3. 公開・有料化のタイミングを判断する
4. 毎月の企画を決め、コミュニティの熱量を保つ
5. 数字を見て、翌月の打ち手を変える

「コミュニティづくり」で、終わらせない

多くの支援 ツール構築・開設 デザイン・初期設定 ここで納品。あとは自走してください 必要な一貫設計 見込み客を集める 温度を上げ続ける 本命商品へ導線化 成約・LTV

論点コミュニティは、作ることが目的ではありません。売上に接続するところまで設計されて、はじめて事業になります。

コミュニティ運営の中身を、具体的に

01立ち上げでつくるもの

LP(募集ページ)/申込フォーム/決済まわりの導線設定/Discord・LINEオープンチャットの構築/会員サイト・教材の置き場/運営ルール

02募集でつくるもの

説明会スライドの作成/告知文・DM文面/SNS投稿・リマインド/申込から入会までの案内文/初回オリエンの台本

03運営で回すもの

月次企画の設計と進行/入退会処理・問い合わせ対応/アーカイブ整理/アンケートと会員の声の回収/数値レポートと改善提案

ここが実態ですコミュニティ運営は「投稿すること」ではなく、この3列を毎月まわし続けること。私たちは、この一式をまとめてお引き受けします。

AI社員15名が、制作と分析を回す

依頼 → 制作(AI) → レビューAI ⇄ 修正 → 承認(人) → 公開

制作チーム

ライター・ビジュアル・動画・LP。告知文や記事を、必要な量だけ生成する。

集客・分析チーム

広告・配信・データ分析。数字から翌月の打ち手を出す。

品質・管理

レビューAIが品質を担保し、最後の承認だけ人が行う。

弊社と一緒に、
コミュニティを立ち上げませんか?

受託でも外注でもない、レベニューシェア型の新しいモデルです。

パートナー型の、コミュニティ運営プラン

一緒に立ち上げて、一緒に運営して、
増えた分だけ、分け合う。

初期費用は不要、成果を一緒に分け合う形のパートナー型です。
あなたは本業と発信に集中し、設計・集客・運営は私たちが担います。

外注でも、コンサルでもない。
パートナーとして双方で責任を負う運営。

これまでは二つの道しかありませんでした。
制作会社に外注するか、助言をもらって自社でやりきるか。
どちらも、うまくいかなかったときの痛みは発注側だけが引き受けます。

外注(制作・代行)コンサルティングレベニューシェア型(共同立ち上げ)
費用数十万〜数百万円月額の固定費成果に連動(初期費用ゼロ)
関係性発注 − 納品支援者 − 依頼者対等なパートナー
責任納品物まで助言の範囲まで双方で事業の責任を負う
立ち上げ外部に丸投げ自社で担う共同で進める
運営の実行自社で担う自社で担う当社が担う
専門性外部が学ぶ必要あり外部が学ぶ必要ありあなたの専門性をそのまま活かす
成果が出なければ費用は戻らない費用は戻らない双方の取り分が生まれない

共同運営の、イメージ図

コミュニティ(フロント商品) 共同で立ち上げ、共同で運営する あなたのバックエンド商品 売上は100%、あなたが受け取る 私たちのバックエンド商品 売上は100%、私たちが受け取る

分け方の原則共同で運営するコミュニティから生まれた成果は分け合い、それぞれのバックエンド商品の売上は、それぞれが100%受け取ります。取り合いにならないので、遠慮なく本業に接続できます。

90日間で、コミュニティを立ち上げる流れ

期間フェーズ主なアクション到達基準(判定)
〜Day14設計目的・シナジー類型・KPI・価格を決める目的が1文で言える
〜Day30準備プラットフォーム選定、募集導線、初期コンテンツ集客リストが目標数に到達
〜Day60立ち上げ少人数で開始。運営が全員に個別で声をかける参加者が目標の半分以上
〜Day90定着会員発の企画を1つ生む。本命商品への導線を開く相談・商談が発生する

撤退ラインこの判定(撤退ライン)を下回ったら、広告費は投じずに設計を見直す・終了する——やめる条件を先に決めておくので、始めやすい。

初期費用は、不要

01着手金ゼロ

立ち上げ費用・制作費の先出しはありません。まず作って、まず動かします。

02成果連動

既存事業側で増えた成果(相談・成約・採用)に連動する形で報酬をいただきます。

03条件は個別に

事業内容によって適した形が変わるため、具体的な条件は個別MTGですり合わせます。

コミュニティを通して、双方のビジネス拡大を目指す。

ご一緒する形は、2つあります

① 立ち上げ伴走支援(3ヶ月・80万円)

戦略設計から立ち上げ実行まで伴走し、自社で運営できる状態をつくる。LP・LINE構築・教材・説明会資料・運営テンプレなど制作物一式つき。
週1の定例MTG・広告運用・LP制作は追加費用なし。

② レベニューシェア型 共同立ち上げ

初期費用ゼロ。一緒に立ち上げ、一緒に運営し、増えた成果に連動して報酬をいただく共同事業。条件は事業内容に合わせて個別に決めます。

選び方の目安自社に運営できる人がいて、型を持ち帰りたいなら①。先出しの費用を抑えて、伴走者と一緒に走りたいなら②です。

既存パートナーの、ご紹介

実際に、次のようなパートナーと共同でコミュニティを運営しています。

新規事業に強みを持つ開発会社

プロダクト開発・マーケ支援の知見を持ち込み、自社の受託・支援事業のフロントとしてコミュニティを共同運営。

経営者向けにコーチング支援をしている方

経営者との信頼関係を活かし、コーチング・顧問契約への入口としてコミュニティを共同運営。

パートナーの、条件

信頼ベースのコミュニティ運営となるため、条件を満たさない方はお断りする可能性があります。

01

注力できる人材がいること

社長ご自身、またはスタッフの中に、この取り組みに時間を割ける方がいることが前提です。片手間では、コミュニティは立ち上がりません。

02

MTG時に顔出しできること

信頼ベースの共同事業のため、オンラインの打ち合わせでは顔を出してお話しできる方に限らせていただきます。一度リアルでお会いできるとベストです。

03

一方の負荷が偏る場面にも誠実に対応できること

フェーズによって、当社側・パートナー側どちらかのタスクが多くなる場面が必ず訪れます。「契約範囲外だから」で止まらず、誠実に向き合える企業・個人とご一緒したいと考えています。

無料相談 / 60分・オンライン

ぜひ一度、MTGさせてください。

弊社とご一緒できそうかを判断する場にしてください。
契約の話は一切しません。

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(当日ご案内)
THANK YOU / 株式会社AI Docks

「そのうち客」を、
「今すぐ客」に。

眠っている見込み客を温め続けるコミュニティを、一緒に立ち上げませんか。
まずは無料相談(60分)から。

無料相談のご予約 app.aitemasu.me/u/ma1998042/community

株式会社AI Docks / 代表取締役 松永 勇樹 noxtech.biz

Q & A

質疑応答タイム

気になっていること、自社ならどうなるか——どんなことでもお聞かせください。

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