SEMINAR / 株式会社AI Docks

既存事業とシナジーを創る
「コミュニティ」という選択肢

〜 見込み客を「そのうち客」から「今すぐ客」へ 〜

〔●〕開催 / 主催:株式会社AI Docks 代表取締役 松永 勇樹

本日、お持ち帰りいただくこと

1

なぜ今、既存事業に「コミュニティ」なのかが腹落ちする

流行りではなく、見込み客の温度を上げ続ける仕組みとして理解できる

2

自社で作るなら、どんな形になるかが分かる

業種ごとに「課題 → 作るべき場 → 見る数字」まで具体化します

3

コミュニティ立ち上げの流れとポイントが分かる

何から手をつけ、どこでつまずくのかまで具体的に

プロフィール紹介

松永 勇樹
松永 勇樹株式会社AI Docks 代表取締役 / コミュニティ運営・立ち上げ支援
  • 月額制のオンラインコミュニティを運営(150名以上が在籍・現役)
  • コミュニティ運営者が集まるコミュニティ「コミュニティ運営ラボ」を主宰
  • コミュニティの立ち上げ支援/成果報酬・レベニューシェア型での共同立ち上げ
  • 既存コミュニティの運営コンサルティング(活性化・退会率改善・収益化)
  • コミュニティ運営 × AI活用の実装(AI社員15名体制で制作・分析を自動化)
  • 大学での特別講義に登壇(地域×コミュニティ)。立ち上げ・運営の相談は累計50件以上
QUESTION

「コミュニティ」と聞いて、
何を思い浮かべますか?

正解はありません。頭に浮かんだものを、そのまま持っていてください。

思い浮かべるものは、人それぞれ

オンラインサロン 交流会・オフ会 ファンクラブ ユーザー会 地域の集まり Discord・LINEグループ

どれも、コミュニティです。ただ、こうした「形」から入ると、自社に当てはめられなくなります。

今回お話しするコミュニティとは、「文脈をつくる」こと

同じ話題・同じ目的・同じ空気を共有している状態。
それが、コミュニティです。

人脈(誰を知っているか)

名刺の枚数は増えるが、関係は続かない。次に会う理由がない。

文脈(何を共有しているか)

同じテーマを一緒に追っているから、次も会う。だから関係が続く。

POINT

経営においては、
既存事業を大きくする集客エンジン。

仲良くなるための場ではなく、売上をつくるための装置として捉えます。

先に、今日の結論から

コミュニティは、「そのうち客」を温め続け、買うタイミングで自社が選ばれるための装置です。

01毎回、集客しなくていい

一度つながった人との接点が毎月続くので、ゼロから集め直す必要がなくなる。

02売り込まない

場では売らない。判断材料と関係だけを渡し、必要になった瞬間に想起される。

03単体で稼がない

会費で儲ける必要はない。既存事業の成約・単価・採用が伸びればいい。

この後の流れまず「見込み客に何が起きているか」、次に「コミュニティがない経営とある経営の差」、そのうえで業種別の作り方と、運営のリアルをお話しします。

Q

あなたが1ヶ月、
完全に動きを止めたら——

売上は、どうなりますか? 答えは口に出さなくて構いません。頭のなかで、来月の数字を思い浮かべてみてください。

結局、全部「自分」が動いている

01集客

自分が発信し、自分が場に出る。止めれば流入も止まる。

02商談

自分が話すから決まる。人に任せると成約率が落ちる実感がある。

03提供

品質を守れるのは自分。だから受けられる数にも上限がある。

学習も発信もしている。それでも「売上=自分の稼働」という構造だけは、変わっていない。

頑張るほど、頭打ちになる

投下する努力・時間 → 売上 自分の稼働の上限(1日は24時間) 忙しさ 売上 ここから先は、 忙しさだけが増えていく

要点増やせるのは努力の量だけで、自分の時間は増やせない。だから、忙しさと売上は同じところで頭を打ちます。

紹介からの仕事は、来月の売上が読めない

紹介の良さ

信頼がベースにあるので、話が早く、安心して仕事ができる。単価も守られやすい。

紹介の弱さ

いつ生まれるかが、読めない。次の紹介が来月なのか半年後なのか、自社では決められない。

売上が読めないと、広告にも、採用にも投資できない。

いま買う人は、ごく一部だけ

今すぐ客 そのうち客 興味はある。ただ、今じゃない まだまだ客・潜在層 課題にまだ気づいていない ここだけを 奪い合っている 広告も営業も、ここに集中する 接点がないまま流れていく

紹介との関係紹介は、すでに買う気のある「今すぐ客」が届く入口です。ありがたい一方で、ここだけを追っていると母数が増えず、そのうち客を引き上げる打ち手も持てません。

「そのうち客」は、悪い見込み客ではない

問い合わせ・資料請求・セミナー参加までしてくれた人が「検討します」で止まる。これは断られたのではなく、まだそのタイミングではないだけです。

予算のタイミング

価値は理解している。ただ、今期の予算はもう決まっている。

優先順位

もっと急ぎの案件がある。半年後には一番の課題になっているかもしれない。

社内の合意

担当者は前向きでも、決裁と現場の納得には時間がかかる。

放置された「そのうち客」は、他社の顧客になる

最初の接点 問い合わせ・名刺交換 検討期間(3ヶ月〜1年) この間、接点はゼロ 買うタイミング あなたは、思い出されない 直前に接点があった 他社が選ばれる

起きていること失注ではなく「放置による自然消滅」です。コストを払って集めたリストが、毎年静かに死んでいます。

POINT

連絡しない期間が、
そのまま「忘れられる期間」になる。

思い出してもらえないのは、興味を失われたからではありません。

必要なのは、定期的な接点を持ち続けること

そのつど、新しい人を探す
毎回ゼロから、費用も時間もかかる
一度会った人と、毎月会い続ける
買うタイミングで、まず思い出される
必要なのは、「そのうち客」の温度を保ち続ける場です。

言い換えるとそれは「自社で使える集客力を持つ」ということでもあります。次の2枚で、その意味をお話しします。

コミュニティを持つとは、自社の集客力を持つこと

自社に母集団がある
毎月、関係が続いている人たち
売上の見通しが立つ
相談件数が読める
投資判断ができる
広告・採用にアクセルを踏める
集客力とは、広告予算のことではありません。「必要なときに声をかけられる相手が、自社にいる」ことです。

次のパートその「場」があるかないかで、経営は何がどう変わるのか。並べて見ていきます。

02

コミュニティがない経営、
ある経営

「あった方がいい」ではなく、「ないと何が起きているか」から見ていきます。同じテーマを、左右に並べて比べます。

結論を、先に並べます

コミュニティがない場合コミュニティがある場合
1集めたリストが、眠ったまま終わる関係が続き、いつでも声をかけられる
2広告や発信を止めた瞬間に、流入が止まる紹介と口コミで、流入が自走し始める
3買うときに、思い出してもらえない検討が始まった瞬間に、まず想起される
4顧客の本音が、入ってこない生の声が集まり、改善と事例が回る

この後の4枚でひとつずつ、左に「ない場合」、右に「ある場合」を並べて見ていきます。

Aさんの相談「商品は良いのに、売れない」

サービスの質には自信があるし、受けた人の満足度も高い。
SNSも更新しているし、広告も試した。それでも、問い合わせが増えない。

— 個別相談でよくうかがうお話です

多くの方は、ここで「発信が足りない」「広告の使い方が悪い」と考えます。

本当の原因は、入口がないこと

気になっている人 まだ買う段階ではない 入口 存在しない 本命商品 高単価・いきなりは買えない 知る機会がないまま、 他社へ流れていく
売れない理由は商品でも発信量でもなく、お客様が商品を知るための入口(フロント商品)がないこと。

テーマ①|集めた見込み客は、その後どうなるか

コミュニティがない

リストが、眠ったまま終わる

  • 追客が、担当者の記憶と気分に依存する
  • 連絡する口実がなく、時間だけが過ぎる
  • 久しぶりの連絡ほど、売り込みに見える
コミュニティがある

関係が続き、いつでも声をかけられる

  • 毎月の企画が、そのまま再接触の理由になる
  • 売り込まずに、自然と接点が続く
  • 相手の状況が見えるので、迷わず動ける

テーマ②|手を止めたとき、何が起きるか

コミュニティがない

止めた瞬間に、流入が止まる

  • 今月の売上は、今月の集客量で決まる
  • 獲得コストが年々上がり、粗利を削る
  • 止められないので、ずっと踏み続ける
コミュニティがある

紹介と口コミが、自走し始める

  • 参加者の発信が、新しい人を連れてくる
  • 広告を止めても、流入がゼロにならない
  • 会員が増えるほど、認知が広がっていく

テーマ③|買うときに、選ばれるかどうか

コミュニティがない

思い出されず、価格で比較される

  • 検討期間の空白に、他社が入り込む
  • 「他社と何が違うのか」を毎回説明する
  • 値引き交渉から、商談が始まる
コミュニティがある

まず想起され、指名で相談が来る

  • 考え方や人柄が、先に伝わっている
  • 比較ではなく「この人に頼みたい」で来る
  • 価格ではなく、信頼で選ばれる

テーマ④|顧客のことが、どこまで分かるか

コミュニティがない

本音が入らず、勘で追いかける

  • アンケートには、建前しか返らない
  • 失注・解約の理由が、推測のまま
  • 「そろそろどうですか」と勘で連絡する
コミュニティがある

生の声が集まり、動くタイミングが見える

  • 日々のやり取りに、本音の困りごとが出る
  • 改善のヒントと事例が、自然に増える
  • 参加の仕方が、検討フェーズのサインになる
POINT

負けているのは、競合ではない。
「接点の空白」です。

同じ100件のリストでも、結果が変わる

コミュニティは、営業の代わりではありません。営業が始まる前の工程です。

売り込む力を強くするのではなく、売り込まなくても選ばれる状態を先につくる。そこが、コミュニティを持つ意味です。

コミュニティ=オンラインサロン、とは限らない

コミュニティって、要はオンラインサロンでしょう?
自分にはそこまでの発信力もファンもないし、うちの事業とは別の話だよね。

— セミナー・個別相談でいちばん多いご反応

今日いちばん外したいこと「コミュニティ=月額制のオンラインサロン」だと思い込んで、入口の段階で諦めてしまう——これが一番もったいないパターンです。

月額制サロンは、強い選択肢のひとつ

誤解のないように言うと、私たちは会費型のコミュニティを否定しません。条件が合う方には、むしろ積極的におすすめしています。

発信力・影響力がある

名前で人が集まる状態があるなら、会費型はそのまま事業の柱になる。

語れるテーマがある

当事者としての経験があるほど、月額でも人は残り続ける。

ストック収入が欲しい

売上の谷を埋める安定収益として、月額課金は素直に強い。

ただし、前提はあります

会費型で始めるということは

  • 会員を集め続けることが、事業の中心になる
  • コンテンツと企画を出し続ける体力が要る
  • 既存事業と別に、もう1本立ち上げることになる

だから、こう考えます

  • 向き不向きの問題であって、良し悪しではない
  • 合わないなら、別の形を選べばいい
  • 「サロンは無理」=「コミュニティは無理」ではない

いま、選択肢は思っているより多い

01月額制サロン型 02無料フロント型 03既存顧客向けの支援型 04採用・カルチャー型 05共創・パートナー型 06地域・テーマ特化型
無料でも、少人数でも、既存のお客様だけでも成立します。
「毎月くり返し人が集まる状態」があれば、それはもうコミュニティです。

形は違っても、役割はひとつ

コミュニティは目的ではなく、既存事業の売上を最大化するフロント(入口)です。

士業・専門サービス

無料の勉強会で接点をつくり、相談・顧問契約につなげる。

スクール・講座

受講生の交流の場をつくり、継続率と紹介を伸ばす。

採用に困る企業

候補者と社員が混ざる場をつくり、採用単価とミスマッチを下げる。

判断基準「この場に集まった人は、いずれ自社のお客様・仲間・社員になり得るか?」——Yesと言えるテーマなら、形は後から選べます。

フロント商品と、バックエンド商品

フロント商品=コミュニティ

目的は、認知と関係づくり。
無料〜低単価。ここで利益を出さなくていい。

バックエンド商品=本命

目的は、売上と利益。
高単価・高粗利。ここで回収する。

多くの事業に足りていないのは、バックエンドではなくフロント(入口)です。

稼ぎ方は、3パターン

01バックエンド型

低単価のコミュニティ × 既存の高単価サービス。既存事業がある会社は、まずこれ。

02サブスク単体型

会費だけで成立させる。月額 × 人数でスケールするが、集め続ける力が要る。

03フリーミアム型

無料で広く集め、一部を高単価サービスへ。母数が命。

選び方すでに売る商品がある事業は①。商品づくりから始めるなら②③も選択肢になります。

会費だけで、いくらになるか

会員数内訳月商年商
30名(初期枠)1,980円 × 30名約6万円約71万円
100名1,980円 × 30名 + 2,980円 × 70名約27万円約321万円
300名1,980円 × 30名 + 2,980円 × 270名約86万円約1,036万円

前提初期30名は限定価格1,980円のまま継続、以降は通常価格2,980円。あくまで計算例です。

本命商品が乗ると、桁が変わる

会員100名の場合

会費:年 約321万円
+ 本命商品 年 約150万円
合計:年 約471万円

会員300名の場合

会費:年 約1,036万円
+ 本命商品 年 約450万円
合計:年 約1,486万円

会費は入口。効いてくるのは、本命商品への導線です。

前提本命商品50万円、会員のうち年3%が購入した場合の計算例。単価と成約率は事業によって大きく変わります。

シナジーの、導線

そのうち客 興味はあるが 買う段階ではない FRONT コミュニティ(フロント商品) 無料〜低単価。関係を温め続ける場 勉強会・ゲスト会・相談会・成果共有 毎月、接点が続く BACK END いまの本命商品 高単価・高粗利のサービス 売り込まずに、選ばれる = 既存事業の売上が伸びる ここで大きく稼がなくていい ここが伸びればいい

補足AIで情報が飽和した今、人が価値を感じるのは「情報」より「居場所」。だから単発の発信より、続く「場」が効きます。

世の中には、こんな規模の場もある

SHIFT AI

AI活用に特化。会員2万人超の国内最大級コミュニティ。

経営者向け高単価コミュニティ

少人数・高単価で、月商数千万円規模と言われる場も。

学び × つながり型

会費は月額数千円でも、会員数が数万人規模になると事業として成立する。

注記金額は公開情報や業界での推定値を含みます。規模感の参考としてご覧ください。

2万人の場が、やっていること

  • テーマを「AIを学ぶ」ではなく「使えるようになる」に絞った広いテーマのままなら、無数の情報発信に埋もれていた
  • 領域ごとに場を分け、入口を増やしたChatGPT・画像生成・AIエージェントなど、興味の入口が複数ある
  • 「使えた事例」を共有する文化をつくった成果が可視化され、参加者の発信が新しい人を連れてくる
  • 主催者と運営の顔が、常に見えている誰がやっている場なのかが分かるから、信頼が乗る

学べること規模の話ではありません。絞り込み・入口・文化・顔の可視化は、10人の場でも今日からできます。

コミュニティは、大きく4種類

スキル習得型

学びと成長が軸。スクール系。成果が出ると卒業も起きやすい。

つながり形成型

人間関係と交流が軸。交流会系。関係が残る理由になりやすい。

マッチング型

仕事・採用・協業をつなぐ。参加する経済的な理由が明確。

ハイブリッド型

成熟した場は、たいていこれ。学び+つながり+機会が同居する。

AI時代、価値は「情報」から「体験」へ

情報の時代
情報を持っていること自体に価値があった
体験の時代
情報はAIで、誰でも無料で手に入る
情報はAIで手に入る。ただ、体験・関係性・文脈は、そこにしかない。

だから「教える」だけのビジネスは価値が下がり、「一緒にやる・つながる」場の価値が上がっています。

数字で見る、いまの市場と顧客行動

1兆円超
国内サブスク市場規模
+67%
オンラインコミュニティ市場の伸び
5〜25
新規獲得は既存維持の何倍か
88%
知人の推奨を信頼する人の割合
新規を追い続けるより、すでに関係がある人との取引を伸ばす方が、圧倒的に安い。

出典矢野経済研究所(サブスク市場・オンラインコミュニティ市場)/HBR・Bain(獲得と維持のコスト比)/Nielsen(知人推奨への信頼)。一部は経験則・推計を含みます。

コミュニティがもたらす、3つの価値

01ストック収入

月額制なら、毎月の収益が積み上がる。売上の谷が浅くなる。

02認知・権威性

会員数と活動そのものが社会的証明になる。「選ばれている場」に人は集まる。

03LTV最大化

既存顧客が長く留まり、本命商品につながる。1人あたりの生涯価値が伸びる。

01

「そのうち客」の温度が、下がらない

一度会った人と毎月接点がある。それだけで、検討期間が長い商材ほど効いてきます。追いかけなくても、相手のほうが動き出します。

  • フォローの口実を、毎回考えなくてよくなる「今月の勉強会、いかがですか」で自然に再接触できる
  • 売り込まないので、警戒されない関係が切れないから、必要になった瞬間に相談が来る
02

買うタイミングで、
まっ先に思い出される

見込み客を「どこで持っておくか」で、思い出される確率は変わります。

名刺・メールリスト

関係は切れている。思い出されない。

SNSのフォロワー

流れて消える。思い出されない。

コミュニティ

関係が続いている。だから、思い出される。

03

参加者が、認知を広げてくれる

1

参加者が発信する

学び・気づきをSNSに投稿

2

成果が可視化される

成果報告が第三者の証言に

3

周囲が興味を持つ

広告では届かない層に届く

新しい人が入る

そしてまた発信する

自社の発信だけでは届かない範囲に、参加者の言葉で届く。広告費をかけない認知が積み上がる

参加者の発信は、こんな形で生まれる

体験・気づきの投稿

「今日の勉強会でこれを知った」というSNS投稿。

成果報告

「実際にやってみたらこうなった」という数字つきの報告。

イベントの様子

オフ会・交流会の写真。空気感がそのまま伝わる。

会員同士の紹介

「この人に相談するといい」というつながりの発信。

質問と回答のログ

公開できる範囲のやり取りが、そのまま参考記事になる。

感想・レビュー

入会の決め手、続けている理由。次の人の判断材料になる。

口コミは、待つのではなく働きかける

「良い場を作れば自然に広がる」は、ほとんど起きません。発信は、運営が意図して促すものです。

  • お願いする「よかったら感想をひとこと投稿してください」と、はっきり伝える
  • きっかけを作るハッシュタグ、投稿テンプレ、写真撮影の時間を用意する
  • 称賛する投稿してくれた人を場のなかで紹介する。次の人が続く

集客期は、中の様子を外に出す

人が知りたいのは、企画の内容よりも「どんな人がいて、どんな空気なのか」です。

お客様の声を出す

入会理由・変化・続けている理由を、本人の言葉のまま載せる。

活動の様子を出す

勉強会のスライド、盛り上がった質問、オフ会の写真。

成果を出す

会員に起きた変化を数字で。第三者の証言がいちばん効く。

04

売上と労働量が、比例しなくなる

1対1で売る場合

  • 10人に売るには、10回の商談が要る
  • 関係づくりも、一人ずつ積み上げる
  • 売上を倍にするには、稼働も倍にする

場を持つ場合

  • 1回の企画に、10人でも100人でも参加できる
  • 会員同士が教え合い、運営が介在しなくても回る
  • 人数が増えても、運営工数はそれほど増えない

要点これが「自分が動き続けなくても回る」の正体です。労働ではなく、仕組みが関係を維持している状態をつくります。

05

売れるかどうかを、出す前に確かめられる

一般公開でテストする

  • LP・広告・決済が必要
  • 外すと、広告費とブランドを失う
  • 検証に、数週間

コミュニティでテストする

  • 告知、1本
  • 外しても、損失はほぼゼロ
  • 検証は、数日

効用失敗コストが小さいので、打席に立つ回数が増えます。当たるまで試せる状態が作れます。

06

顧客の本音が、聞かずに集まる

アンケートに出てくるのは建前です。日常のやり取りのなかには、「なぜ買ったか」ではなく「いま何に困っているか」が落ちています。

商品改善のヒント

使いづらさ、伝わっていない価値が、そのまま言葉で出てくる。

新商品の種

頻出する「困っている」を拾えば、次に作るものが決まる。

営業資料の材料

会員の質問と表現が、そのままLP・提案書のコピーになる。

07

買ったあとも、関係が続く

継続・アップセル

買って終わりにならず、活用が進む。継続率とLTVが伸びる。

解約の予防

困った顧客が、会社ではなく他の顧客に聞ける。サポートを増やさず解決率が上がる。

紹介の発生

満足した顧客が、場のなかで新しい人を連れてくる。

一般論として新規獲得は既存維持より数倍のコストがかかる、と言われます。伸ばしやすいのは「すでに関係がある人」との取引です。

08

採用の母集団が、選考前から育つ

募集をかけてから集めるのではなく、日頃から関わっている人のなかから採る。求人票では伝わらない価値観が、先に伝わっている状態を作れます。

  • 媒体費に頼らない母集団が、自社に溜まる採用単価が下がり、単発の求人広告に依存しなくなる
  • 「知っている人」から採用できるカルチャーのミスマッチと早期離職が減る
09

真似されない資産になる

商品も価格もコピーできます。ただ、そこで育った人間関係だけはコピーできません。

競合が同じ商品を出しても、あなたの場にいる人たちは、あなたの場にいる理由を持っています。これが、時間をかけた会社だけが持てる参入障壁になります。

早く始めた会社ほど、差が開いていく

時間 → 場の価値 今日始めた場合 1年後に始めた場合 この差は、 あとから買えない

理由会員が増えるほど、会員同士のつながりと事例が増え、場の価値が上がります。先行者の場ほど、後から入る人にとって魅力的になる——だから、始めるのが早いほど有利です。

POINT

「今すぐ客」を追うのをやめて、
「そのうち客」を育てる。

これが、コミュニティを持つということです。

大きく始めない。小さく始めていい

100人を一度集めるより、10人が毎月集まる方が強い。
  • 規模より継続一度きりの100人は翌月いなくなる。毎月来る10人は、来年も来る
  • 情報より文脈情報はAIで手に入る時代。人が残るのは、関係と文脈があるから
  • 完璧より公開作り込んでから出すより、小さく始めて参加者と育てる方が早い
実際に運営しているコミュニティのオフ会の様子

自社コミュニティのオフ会。少人数でも毎月続くから、関係が濃くなり、紹介が生まれる。

05

あなたの業種なら、
どう作るか

ここからは一般論をやめ、業種ごとの「課題 → 作るべき場 → 見る数字」まで具体化します。自社に一番近いページで、当てはめながら聞いてください。

既存事業への貢献経路は、4つしかない

獲得

新規顧客を増やす。紹介・口コミ・アンバサダー。
見る数字:紹介経由の成約数

定着

既存顧客を離さない。ユーザー会・活用支援。
見る数字:解約率・継続期間

拡張

既存顧客の取引を広げる。事例共有・上位提案。
見る数字:単価・アップセル率

創造

新規事業と採用を生む。共創・母集団形成。
見る数字:新商品数・採用単価

実務上の要点「盛り上がったか」ではなく、この4つのどれに効いたかで評価します。

業種で、主目的とKPIが変わる

業種主目的シナジー類型主要KPI
コンサル・士業・研修指名での相談を増やす① 獲得相談件数/成約率
スクール・講座・教育継続とアップセル② 定着+③ 拡張継続期間/LTV
BtoB・SaaS・支援会社解約率の改善と事例創出② 定着解約率/活用率
製造・地域中小企業採用の母集団形成④ 創造採用単価/辞退率
店舗・地域・D2Cリピートと口コミ① 獲得+④ 創造リピート率/UGC数
不動産・金融・保険「誰から買うか」で選ばれる① 獲得相談件数/紹介経由成約

共通の禁止事項場の中で営業をしないこと。高単価・低頻度の商材ほど、売り込んだ瞬間に場は死にます。次ページから、業種ごとに具体化します。

ケース①|コンサル・士業・研修の場合

よくある課題
  • 紹介と人脈が頭打ちで、次の一手がない
  • 指名は取れるが、稼働がそのまま上限になる
  • 検討期間が長く、広告が噛み合わない
提案する場|見込み客育成型
  • 無料〜低単価の勉強会コミュニティ
  • 月1テーマ解説・事例共有・質問部屋
  • 「相談する前に、判断できる人」を育てる
類型① 獲得 導線無料参加 → 個別相談 → 顧問・伴走契約 KPI相談件数/成約率 ツボ売り込まず、判断材料を渡す

ケース②|スクール・講座・教育の場合

よくある課題
  • 「卒業」で人が抜け、LTVが伸びない
  • 新規募集を止めた瞬間、売上が落ちる
  • 講師個人の稼働に、品質も売上も依存する
提案する場|既存顧客支援型
  • 受講生・卒業生が残り続けるコミュニティ
  • 成果共有会・課題壁打ち・仕事の紹介
  • 先輩が後輩を教える構造(運営工数が減る)
類型② 定着+③ 拡張 導線継続課金 → 上位講座 → 紹介入会 KPI継続期間/LTV ツボ学びの先に、つながりを置く

ケース③|BtoB・SaaS・支援会社の場合

よくある課題
  • 導入後に活用が進まず、静かに解約される
  • サポート対応が増え、粗利を圧迫する
  • 導入事例が出てこず、営業資料が薄い
提案する場|ユーザーコミュニティ
  • 顧客同士が活用を教え合う場
  • ユーザー会・活用Tips・要望の可視化
  • 教えた人を称賛し、アンバサダー化する
類型② 定着+③ 拡張 導線活用促進 → 解約率低下 → 事例creation KPI解約率/活用率 ツボサポートを増やさず解決率を上げる

ケース④|採用に困っている企業の場合

よくある課題
  • 媒体費が上がり続け、採用単価が読めない
  • 応募は来るが、カルチャーが合わない
  • 入社後のミスマッチで早期離職が出る
提案する場|採用・カルチャー共感型
  • 選考が始まる前から関係を築く場
  • 技術勉強会・社員との交流・職種別イベント
  • 内定者コミュニティで辞退と不安を減らす
類型④ 創造 導線母集団の内製化 → 採用単価の削減 KPI採用単価/辞退率 ツボ「採用の場」と名乗らない

ケース⑤|店舗・地域・D2Cの場合

よくある課題
  • 広告を止めると、来店・購入が止まる
  • 一度きりの客が多く、リピートが続かない
  • 地域の人間関係が、売上につながっていない
提案する場|共創・地域特化型
  • ファンと一緒に作る場(体験会・商品開発)
  • 採用しなかった案も、理由を必ず伝える
  • 地域の事業者同士をつなぎ、送客を回す
類型① 獲得+④ 創造 導線体験・共創 → UGC → 来店・リピート KPIリピート率/UGC数 ツボ発売前から当事者にする

作る前に決める、5項目

  • ① どの経営課題に効かせるか決めないと、事業に無関係な場になる
  • ② どの数字で成果を見るか決めないと、貢献を証明できない
  • ③ 最初の30人は誰か決めないと、誰も発言しないまま過疎化する
  • ④ 運営に割ける時間の上限決めないと、担当者が燃え尽きる
  • ⑤ 会員が回す状態への移行計画決めないと、永久に自社が供給し続ける

ここまでが設計の話この5つが決まれば、形は決まります。——問題は、決めたあとに続けられるかです。

06

では、実際に
どう作るのか

ここからは現場の話です。まず「運営は大変そう」という不安を分解し、そのうえで立ち上げの手順と、正直に難しいところをお見せします。

コミュニティ運営は、大変だと思っていませんか

毎日投稿して、質問に答えて、イベントを企画して……
そんな時間、本業の合間には取れないよ。

— これも、よくいただくご反応です
結論から言うと、運営業務の8割程度は、自分でやらなくて構いません。

頑張ることと、成果が出ることは別

うまくいかない場の頑張り方

  • 毎日投稿する。反応がなくても続ける
  • 運営が全部の質問に答える
  • 企画を増やして、忙しさで埋める

成果につながる打ち手

  • 誰の何を解決する場かを、絞り込む
  • 会員が答える・企画する構造をつくる
  • 制作と事務は、AIと外注に渡す
昔は、気合いで回すしかありませんでした。いまは、仕組みで回せます。

自分でやらなくてよくなる、2つの理由

01参加者が主体になる設計

運営が発信し続ける場は続きません。会員が質問し、会員が答え、会員が企画する構造を最初から入れておく。役割を渡すほど、運営の手は空きます。

02AIと外注による仕組み化

告知文・記事・バナー・アーカイブ整理・数値集計は、いまはAIで巻き取れます。人が判断すべきところにだけ、人が入る。

残る2割逆に言えば、「誰を誘うか」「何を語るか」「どう判断するか」だけは主宰者にしかできません。ここに集中できる状態を作るのが、設計の目的です。

自社の場合、主宰者の稼働は週5時間程度

150名以上が在籍するノーコードサロンの実例です。運営が止まらないのは、根性ではなく分担のためです。

業務誰がやるか主宰者の関与
企画の決定・方針判断主宰者ここに集中
イベント登壇・場の進行主宰者+会員月数回
告知文・記事・バナー制作AI最終確認だけ
入退会処理・問い合わせ対応外注・仕組みほぼ関与なし
数値集計・レポートAI結果を見るだけ

ポイント最初から週5時間だったわけではありません。立ち上げ期は主宰者が動く必要があり、仕組み化は運営しながら進めます。

8〜9割を、AIと外注が回している

主宰者(松永) 発信・登壇・新企画の立ち上げ AIチーム(15名) 告知文・記事・バナー・LP 数値集計・レポート 外注チーム 入退会処理・問い合わせ イベント準備・事務 会員(主体側) 質問に答える・企画する 新しい人を迎える 主宰者が握るのは「誰を誘うか・何を語るか・何を判断するか」 それ以外は、渡してしまう

難しいのは作業量ではなく、設計と初速

仕組みで解決できること

  • 毎月の制作・告知・事務作業
  • アーカイブ整理、数値の集計
  • 問い合わせ・入退会の処理

経験がないと詰まること

  • 誰の何を解決する場にするか(コンセプト)
  • 最初の30人を、どの順番で集めるか
  • いつ公開し、いつ有料化するか

つまり作業は外せます。しかし「何を作るか」と「どう始めるか」は外せません。ここからは、その中身を具体的に見ていきます。

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そうは言っても、
何から手をつければいいのか

やった方がいいのは分かった。でも、テーマも、集める人も、使うツールも、最初の一歩が分からない——ほとんどの方が、ここで止まります。

立ち上げの、全体像

STEP 0コンセプト設計誰に・何を・なぜ自分が STEP 1資源の棚卸し熱量の高い人を特定 STEP 2テスト集客初期30名を満たす STEP 3受け皿づくりLP・入会導線 STEP 4拡大多媒体発信 設計フェーズ(ここで9割決まる) 実績づくりフェーズ 拡大フェーズ

順番が命いきなり広く募集しない。身近な人 → 実績 → 拡大の順に進めるのが、失速しない立ち上げ方です。

各フェーズで、何を作るか

フェーズやること作るもの(成果物)つまずくポイント
STEP 0誰に・何を・なぜ自分がを言語化。価格設計までコンセプト文/会員特典の一覧/価格表ターゲットが広すぎる
STEP 1使えるリストと発信チャネルをすべて棚卸し見込み客リスト(温度順)/権威性の素材熱量の高い人を見誤る
STEP 2身近なリストへ入口セミナー。限定価格で初期枠を満了告知文/セミナー資料/申込フォーム/会員の声いきなり広く売ろうとする
STEP 3実績を素材に受け皿を作るLP/入会導線/運営ルール/初期コンテンツ実績が出る前に作り込む
STEP 4通常価格へ移行し、多媒体で拡大発信カレンダー/事例記事/広告素材運営体制が追いつかない

作るものが多く見えますが制作物のほとんどは、AIと型で巻き取れる部分です。判断が要るのは、左の2列だけです。

時間を使うべきは、コンセプトとテストマーケ

ツール設定・デザイン・自動化は、あとから何とでもなります。最初に確かめるべきは「そもそも人が集まるテーマか」です。

よくある進め方

  • ツールを選び、きれいに整える
  • コンテンツを大量に作り込む
  • 準備が終わってから、募集する

おすすめの進め方

  • 20〜30人にテストで声をかける
  • 反応を見てコンセプトを直す
  • 集まると分かってから、作り込む

テストマーケの、4つの目的

01需要の確認

このテーマで、人はお金と時間を使うのか。反応が薄ければ、ここで直す。

02価格の確認

限定価格で出し、迷わず入る人がいるかを見る。

03会員の声の回収

感想と変化を集める。これが本番の販売素材になる。

04実績づくり

「限定枠は満席」という事実が、次の集客をぐっと楽にする。

最初の30人は、個別メッセージで集める

一斉告知では、誰も自分ごとにしません。一人ずつDMを送る——地味ですが、これが最も確実です。

送る相手

既存顧客・過去の受講者・LINE登録者。温度の高い順に。

送り方

コピペではなく、その人向けの一文を必ず入れる。

伝えること

何の場か・誰向けか・いつやるか・なぜあなたを誘ったのか。

目安温度の高いリストからの成約率は数%が目安。30名の枠なら、数百名規模のリストへの声かけが必要になります。

実際に送る文面と、用意するもの

説明会の告知メッセージ(型)
【募集説明会を開催】 この度、コミュニティのリリースを記念して 説明会を開催します。 ■ ◯◯コミュニティとは? (誰向けの・何ができる場かを40〜50字) 当日は活動内容・想い・料金まで まるっとお伝えします。 ■ 日時 ◯/◯(◯) 20:00〜 ■ 参加 申込みはこちら ▼ (フォームのURL)
初月に用意するコンテンツ例
  • 月1回のオンライン勉強会(60分)
  • 月2回のコラム・解説記事
  • 質問部屋(掲示板・チャット)
  • アーカイブ動画の見放題
  • 月1回の個別相談枠

コツ冒頭は【】で用件を一目で分かるように。「参加すると何が分かるか」を明示すると、申込みにつながります。

30

人の壁

最初の30人は、知り合い・既存顧客・過去の受講者で越えられます。広告もSNSも要りません。要るのは、順番の設計と個別の声かけです。

やること

温度の高い人から順に、一人ずつ個別に案内する。

越えられない理由

「一斉告知」で済ませてしまう。全員に配ると、誰も自分ごとにしない。

越えたサイン

運営が投稿しなくても、会員同士の会話が生まれ始める。

100

人の壁

30人を超えると、知り合いは尽きます。ここからはオンラインで、知らない人に選んでもらうフェーズです。

ここで起きること

  • 検索・SNSで、他の場と並べて比較される
  • 無料の情報発信とも比較される
  • 「なんとなく良さそう」では選ばれない

越えるために要るもの

  • 特定の需要で「ここが一番」と言えるコンセプト
  • 会員の成果という、第三者の証言
  • 入口となる無料企画(セミナー・体験会)

最初に集めるべきは、熱量の高い30人

立ち上げの成否は、最初の30人を「どこから」集めるかで決まります。

① 既存顧客・過去の受講者温度:最も高い / 個別に案内する ② LINE・メルマガの登録者温度:高い / 入口セミナーに招く ③ 過去のセミナー参加者・失注先温度:中 / 再接触の口実として案内 ④ SNSのフォロワー ⑤ 広告・新規リーチ温度:低い / 実績ができてから

よくある失敗いきなり④⑤から始めてしまうこと。温度の低い層から集めると、人数も熱量も足りずに失速します。

前提として、オンライン集客は難しい

オンラインでは、あなたの場は常に他の選択肢と並べて比較されます。無料の情報も、似たコミュニティも、検索すればいくらでも出てくるからです。

集まらない場の共通点

  • 「◯◯を学べる場」と幅が広すぎる
  • 他と何が違うのか、一言で言えない
  • とりあえずSNSで発信を始めてしまう

集まる場の共通点

  • 特定の需要で「ここが一番」と言い切れる
  • 誰の、どんな場面の悩みかが具体的
  • コンセプトを固めてから、発信を始めている

小さくてもいいので、No.1になれる場所を決める

「幅広く役立つ場」は、誰にも選ばれません。狭くても「この需要ならここ」と言える場が選ばれます。

✕ 広すぎる例

「経営者が学べるコミュニティ」「AIを学ぶ場」——誰の何の課題か分からず、既存の大きな場と比較されて終わる。

◎ 絞った例

「地方で採用に困っている製造業の二代目が、採用の打ち手を持ち寄る場」——狭いが、当てはまる人には唯一の場になる。

順番コンセプトが決まる前に発信を始めると、いくら投稿しても集まりません。設計で9割が決まります。

POINT

「誰でも歓迎」は、
誰にも刺さらない。

狭くていい。ひとつの需要で「ここが一番」と言い切れるか。

続く場は、経済圏になっている

学びだけでは、いつか卒業されます。場のなかで仕事・紹介・機会が生まれると、いる理由がなくなりません。

会員同士の取引

依頼する・受ける関係が生まれる。参加費以上の見返りが出る。

紹介の循環

「この人に頼むといい」が場のなかで回り始める。

協業・共同企画

会員同士が組んで新しい企画を立ち上げる。運営の手も空く。

主役型か共創型か、最初に見極める

主役型(1 対 N)

主宰者の発信と存在が中心。立ち上がりが速い一方、主宰者が止まると場も止まる。

共創型(N 対 N)

会員同士のやり取りが中心。立ち上がりは遅いが、回り始めると運営の手が離れる。

現実的な進め方最初は主役型で熱量をつくり、途中から共創型に移していく。この移行を設計していない場が、運営者の燃え尽きで止まります。

うまくいく場は、勝てる市場を選んでいる

勝ちにくい市場

  • 大手・有名人がすでに大きな場を持っている
  • 無料の情報だけで十分に満たされるテーマ
  • お金を払う理由が弱い(趣味的すぎる)

勝てる市場

  • 困っている人がいるのに、受け皿がない
  • 解決するとお金や時間が明確に生まれる
  • 自分が当事者として語れる領域

順番やりたいことから始めるのではなく、勝てる場所を選んでから、やりたいことを乗せる。

スキル習得系は、設計を間違えると続かない

  • 成果が出た人から抜けていく「学べる」だけを価値にすると、身についた瞬間に理由がなくなる
  • 教える負荷が運営に集中する質問対応がすべて主宰者に来る構造だと、人数が増えるほど苦しくなる
  • 成果が出ない人も抜けていく置いていかれる感覚があると、静かに離脱する
対策は、学びの先に「つながり」「仕事」「役割」を用意しておくこと。
01

最初の30人が、集まらない

人がいないコミュニティには人が入らない。立ち上げ期は、この矛盾を自力で突破しなければなりません。

誰から声をかけるか

順番を間違えると、最初の空気が固まらない。最初の10人が場の文化を決める。

何を渡すか

「入ると何が得られるか」が言語化できていないと、無料でも人は動かない。

どう声をかけるか

告知文・案内動線・申込フォーム。ここの完成度で初速が数倍変わる。

経験則無料で集まらないものは、有料ではまず集まりません。初速はコンセプトの答え合わせでもあります。

02

いつ、公開するか

どの段階までクローズドで育て、いつ公開へ踏み切るか。早すぎれば「閑散とした場」を晒し、遅すぎれば熱が冷める。この判断を誤ると、盛り上がる前に失速します。

  • クローズド期:文化と事例をつくる
  • 公開期:勢いのある状態を外に見せる

最も大きな気づきは「初速のつくり方」と「発信のタイミング」の具体的な戦略でした。最初の30人をどう集めるか、どの段階までクローズで育てるか——自分では考えつかない部分に気付かされました。

— あめ 様(Notionコミュニティ運営)
03

毎月、何をやるか

仕組み化しても、企画の決定と場の熱量づくりは残ります。

企画を決める

参加したくなる切り口を、毎月考える。
△ 型があれば軽くなる

告知・記録

投稿文、リマインド、アーカイブ整理。
◎ AIで巻き取れる

当日の進行

場を温め、人と人をつなぐ役。
✕ 人がやる

あるある3ヶ月目あたりで「今月、何やろう」が重くなります。ネタ切れは能力ではなく、設計で防ぐものです。

04

卒業で、人が抜ける

学びだけを提供すると

  • 身についた時点で、いる理由がなくなる
  • 「卒業」という形で自然に抜けていく
  • 入会者を集め続けないと、人数が維持できない

つながりを設計すると

  • 会員同士の関係が、残る理由になる
  • 先輩会員が新しい人を支える側に回る
  • 学びの先に、仕事・協業・情報が生まれる

要点退会率は根性で下げるものではなく、「人と人がつながる仕掛け」を最初から入れておくことで下がります。

05

数字を見て、翌月を変える

見るべき数字は、実はそう多くありません。

参加率・初回発言率

企画が刺さっているか、入ったあとの居心地はどうか。

退会率

関係が育っているか。つながりの設計が効いているか。

相談・商談の件数

既存事業に効いているか。いちばん大事な数字。

紹介・口コミの発生数

場が自走し始めているか。

ここが後回しになりがち数字を見ないまま半年続けると、「盛り上がっているのに売上に効かない場」になります。

課金の仕組みは、大きく2通り

① 決済と場を、分ける

決済ツール(Stripe等)+ 場のツール(LINE・Discord等)。初期費用が低く、自由度が高い。入退会の管理は自前になる。

② 決済一体型サービスを使う

専用アプリを持てて、決済・会員管理まで完結。初期費用と手数料がかかる。規模が読めてからでも遅くない。

最初の選び方会員数が読めない立ち上げ期は①で始め、規模が見えてから②を検討する——が、失敗の少ない順番です。

どこでやるかは、あとから変えられない

プラットフォームを途中で変えると、決済つきの場合はおよそ2割が退会します。

参加者にとっては「またアプリを入れ直す」「また登録し直す」手間です。移行のたびに、一定数が離れていきます。

だからツールは最後に決めるものですが、決めるときは真剣に決める。ここは巻き戻しの効かない判断です。

選ぶ基準は、たった2つ

01参加者のITリテラシー

会員候補は、新しいツールを使いこなせる人たちか。運営が使いたいツールではなく、参加者に合わせる。

02アプリを入れるハードル

会員候補が毎日開いているアプリはどれか。そこに場を置くのが、いちばん続きます。

よくある失敗運営に便利なツールを選び、参加者が入れずに離脱する。導入案内を丁寧に作るだけでも、初期離脱は大きく減ります。

主な選択肢の、向き・不向き

ツール強み注意点
LINE普及率が高く、参加ハードルが最も低い話題が流れる。分類・蓄積に弱い
Discord機能・拡張性・蓄積性が高く、無料アプリ導入のハードル。リテラシーが要る
Slackビジネス用途に強い無料は履歴90日。有料は人数分の課金
Facebookグループ実名性が高い若年層の利用が減っている
決済一体型サービス専用アプリを持てる。決済まで完結初期費用と手数料がかかる

決済の考え方「決済ツール+場のツール」を分ける方法と、決済込みのサービスを使う方法があります。自由度とコストで選びます。

本業を持ちながら、ここまで判断できるか

立ち上げで、自分が決めなければならないことできる / 難しい
1. 特定の需要でNo.1になれるコンセプトを決める
2. 熱量の高い30人を特定し、順番を設計して声をかける
3. 公開・有料化のタイミングを判断する
4. 毎月の企画を決め、場の熱量を保つ
5. 数字を見て、翌月の打ち手を変える

コミュニティ運営の、よくある誤解

よく言われること実際は
人数が多いほど良い発言する人が何人いるかが本質。10人でも回る
毎日投稿しないと死ぬ頻度より「来る理由」。月1の企画でも続く場はある
無料だと価値が低く見える目的が入口づくりなら、無料は正しい選択
運営がすべて答えるべき会員が答える場のほうが、満足度も定着率も高い
盛り上がっていれば成功事業のどの数字に効いたかで判断する
作業は、仕組みで減らせます。ただ、初めての設計と初速は、経験がないと重い。

ここまでの話で「やった方がいい」とは思えたけれど、「自社で立ち上げ切れるか」は別問題——そう感じた方が多いはずです。次のパートで、その前提を変える方法をお話しします。

「場づくり」で、終わらせない

多くの支援 ツール構築・開設 デザイン・初期設定 ここで納品。あとは自走してください 必要な一貫設計 見込み客を集める 温度を上げ続ける 本命商品へ導線化 成約・LTV

論点場は、作ることが目的ではありません。売上に接続するところまで設計されて、はじめて事業になります。

私たちが、選ばれる理由

1

現役コミュニティオーナーが直接支援

150名以上が在籍する月額制コミュニティを、いま運営している当事者が入る

2

AI・ノーコードを使いこなす

制作・分析・運用をAIで巻き取り、少人数でも回る体制をつくる

3

広告・SEO・SNSを組み合わせた集客

Meta広告・SEO・SNS発信・プレスリリースまで、手段を選ばず集める

4

「売上に接続する」設計

場づくりで終わらせず、本命商品への導線と成約まで一貫して設計する

5

UGCで集客が自走する構造

参加者の発信が新規流入を生む仕掛けを、初期から組み込む

6

運営者が集まる場を主宰

他の運営者の事例と失敗が、常に集まってくる環境にいる

AI社員15名が、制作と分析を回す

依頼 → 制作(AI) → レビューAI ⇄ 修正 → 承認(人) → 公開

制作チーム

ライター・ビジュアル・動画・LP。告知文や記事を、必要な量だけ生成する。

集客・分析チーム

広告・配信・データ分析。数字から翌月の打ち手を出す。

品質・管理

レビューAIが品質を担保し、最後の承認だけ人が行う。

意味すること「毎月の運営が重い」という最大の壁を、人手を増やさずに越えられます。だから小さな体制でも続きます。

一人で背負うか、型と伴走を持つか

Before|全工程を自分で背負う

  • 設計の正解が分からないまま走り出す
  • 最初の30人集めで力尽きる
  • 毎月の企画・告知・運営が本業を圧迫する
  • 数字を見る余力がなく、改善が止まる

After|型・集客・運営を一緒に持つ

  • 実証済みの設計から始められる
  • 初速の集客を、一緒に設計して実行する
  • 企画・制作・告知はAI活用で巻き取る
  • あなたは「顔・言葉・専門性」に集中できる

とはいえ「外注するほどの予算はまだない」——それが本音だと思います。だから私たちは、別の組み方をご提案しています。

08

受託でも、
外注でもない。

私たちがご提案しているのは、レベニューシェア型の共同事業です。一緒に立ち上げ、一緒に運営し、伸びた分を分け合う。あなたの事業を伸ばすフロントを、共に作ります。

役割を分けて、同じ船に乗る

あなた 事業・専門性・当事者性 顔と言葉、そして本命商品 AI Docks 設計・集客・運営・AI活用 制作物一式と、毎月の運用 コミュニティ(フロント商品) 共同で立ち上げ、共同で運営する あなたの本命商品・採用へ 増えた成果に連動して、報酬をいただきます

関係性一方的な発注ではありません。リスクも成果も分け合うので、成果が出なければ私たちの取り分もゼロです。

最初の90日で、やること・見る数字

期間フェーズ主なアクション到達基準(判定)
〜Day14設計目的・シナジー類型・KPI・価格を決める目的が1文で言える
〜Day30準備プラットフォーム選定、募集導線、初期コンテンツ集客リストが目標数に到達
〜Day60立ち上げ少人数で開始。運営が全員に個別で声をかける参加者が目標の半分以上
〜Day90定着会員発の企画を1つ生む。本命商品への導線を開く相談・商談が発生する

先に決めておくことこの判定を下回ったら、広告費は投じずに設計を見直す——やめる条件を先に握るので、思い切って始められます。

初期費用は、いただきません

01着手金ゼロ

立ち上げ費用・制作費の先出しはありません。まず作って、まず動かします。

02成果連動

既存事業側で増えた成果(相談・成約・採用)に連動する形で報酬をいただきます。

03条件は個別に

事業内容によって適した形が変わるため、具体的な条件は個別MTGですり合わせます。

コミュニティ単体で稼ぐ提案ではありません。あなたの既存事業が伸びることが、私たちの成果です。

もうひとつの選択肢「自社で運営できる状態まで型を持ち帰りたい」方には、買い切りの立ち上げ伴走支援(3ヶ月・80万円)もご用意しています。

ご一緒する形は、2つあります

① 立ち上げ伴走支援(3ヶ月・80万円)

戦略設計から立ち上げ実行まで伴走し、自社で運営できる状態をつくる。LP・LINE構築・教材・説明会資料・運営テンプレなど制作物一式つき。
週1の定例MTG・広告運用・LP制作は追加費用なし。

② レベニューシェア型 共同立ち上げ

初期費用ゼロ。一緒に立ち上げ、一緒に運営し、増えた成果に連動して報酬をいただく共同事業。条件は事業内容に合わせて個別に決めます。

選び方の目安自社に運営できる人がいて、型を持ち帰りたいなら①。先出しの費用を抑えて、伴走者と一緒に走りたいなら②です。

こんな方と、ご一緒しています

相性がいい方

  • すでに本命商品があり、単価と粗利が取れている
  • 自分の言葉で語れるテーマ・専門性がある
  • 見込み客はいるが、追客が続かず眠っている
  • 短期の一発ではなく、数年かけて資産を作りたい

今回は合わない方

  • 来月すぐに売上を立てたい(コミュニティは即効薬ではありません)
  • 売る商品がまだ決まっていない
  • すべてを丸投げして、一切関わりたくない

正直にお伝えすると合わない方に無理におすすめはしません。まずは合うかどうかを、一緒に確かめさせてください。

無料相談 / 60分・オンライン

まずは、壁打ちから。

無料相談(60分)で、あなたの事業に一番シナジーを創るコミュニティ構想を、その場で一緒に描きます。契約の話は一切しません。

構想がふわっとしていてOK その場で設計まで描く 自社でやる前提の相談も歓迎
無料相談を予約する →
ご予約はこちら app.aitemasu.me/u/ma1998042/community

本日限定セミナー参加者の方は、当日のチャット・アンケートからもご予約いただけます。

THANK YOU / 株式会社AI Docks

「そのうち客」を、
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眠っている見込み客を温め続ける場を、一緒に立ち上げませんか。
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株式会社AI Docks / 代表取締役 松永 勇樹 noxtech.biz

最後に、よくいただくご質問

Q

アイデアがふわっとしていても相談できますか?

もちろんです。現状の事業・お客様・強みをうかがい、構想づくりから一緒にやります。決まっている方が珍しいです。
Q

ネタ切れが不安です

勉強会・ゲスト会・ウェビナー・成果共有会など、続く企画の型を設計してお渡しします。毎月ゼロから考える運営にはしません。
Q

スキル系は「卒業」で人が抜けるのでは?

会員同士のつながりを設計に入れることで、退会率は下げられます。スキルの先に、仕事・協業・情報が生まれる場にします。
Q

うまくいかなかったら、どうなりますか?

始める前に「やめる条件」を決めます。30日/60日/90日の判定基準を先に共有し、進むか止めるかを数字で判断します。
← → キー / クリックで移動 F で全画面